前置胎盤

ぜんちたいばん

胎盤が子宮口を塞いでしまっている状態です。妊娠初期には前置胎盤がよく見られますが、妊娠が進み子宮が大きくなるにつれて、胎盤も上のほうに移動していきます。

前置胎盤が疑われて出血が続く場合は注意が必要になります。もし妊娠後期になっても前置胎盤が改善されない場合は、ほとんどが帝王切開での出産になります。

出産する時に、胎盤は15~30分後位に軽い陣痛とともにはがれ落ちます。胎盤は、無数の血管の集まりで出来ているのですが、出産後はがれおちることで出血が起こります。

胎盤が、正常な位置についている場合には、子宮が収縮するので出血はとまるのですが、胎盤の位置が子宮に近い場合には、子宮の収縮が行われても収縮が正常な位置についている時より収縮具合が少ないので出血がとまりません。

そのため低置胎盤や前置胎盤の場合には、自然分娩は難しいので、安全に出産するためにも帝王切開を行う必要があります。帝王切開した方が、分娩する方法の中では出血量がすくなく流産などの危険もなく出産できるためです。