出生率が上がらない日本!このまま進むと日本最大の危機に

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将来の出生率はどうなる!?日本の未来は暗い

出生率が上がらない日本

今まで日本の社会は、次々と打ち出される経済政策が実を結ぶことで豊かになってきました。経済が発展すると晩婚化や高齢化出産が進み、その結果、一時的に出生率は減少するものの、その後は上昇傾向になるのがこれまでのシナリオでした。

しかし、今の日本ではこれまでと全く違うことが起きていて、それが日本最大の危機になるかもしれません。出生率はどうしたら、上昇していくのでしょうか。

これまでの日本の出生数(出生率)

出生数200万人を超えるベビーブーム

出生数の年次推移

日本の出生率が減少傾向だということは、テレビやニュースで多くの人が知っていると思います。経済の発展と共に社会が豊かになり、かつてはベビーブームが繰り返し訪れてきました。

第1次ベビーブーム期は1947~1949年に訪れ、日本の出生数は過去最高の260万人(1年間)以上の赤ちゃんが誕生しました。

その後、第一次ベビーブーム期に生まれた子たちが出産することにより、第二次ベビーブームを1971~1974年を迎え、出生数は約200万人の赤ちゃんが誕生しました。

第二次ベビーブーム期以降は出生率は減少

第二次ベビーブーム期を境に、日本の出生率は下がり続けています。日本政府は、出生率減少に歯止めをかけるため「エンゼルプラン」などの新たな政策を打ち続けていますが、実を結んでいません。

▼政府のこれまでの少子化対策の内容について

エンゼルプランから始まった少子化対策。2017年はどうなってる?

日本の出生率が上がらない3つの理由

1.不十分な国の支援制度

ベビーブーム期の頃と今の日本では、家族の形やあり方が変わってきています。ベビーブーム期は、多くの家庭には祖父母と一緒に暮らしていたため、子どもの面倒を見てくれる環境がありました。

そのおかげで両親は安心して「働く」選択肢を選べたり、また経済的にも祖父母と一緒に暮らしていたことで、金銭面の援助を受けやすく助けられていました。

しかし、今はどうでしょうか。祖父母と離れて暮らす核家族化が進み、子どもの面倒を見てもらうことができません。両親が共働きをしたくても、保育園に預けられないのが現状です。

また保育園に預けられたはいいけれど、その保育園まで預けに行くのに1時間弱かかるしまうご両親も珍しくありません。

これは子どもを持つ親たちが悩んでいる一つの例です。他にも経済的な不安や親の介護など、いくつも頭を悩ませていることがありますが、国はそれに対して十分な対策ができていません。

2.高齢化出産

私たちの暮らしは、ベビーブームがあったときに比べて、圧倒的に一人ひとりが自由な選択をして、自由な暮らしができるようになりました。

その結果、自分のやりたいことや夢に対して時間を費やす人たちが増えました。これは「個」を伸ばし、「日本」を成長させるために大切なことですが、己を優先するがゆえに、結婚や妊娠を遅くさせていることにつがなります。

今まで二十代で結婚や出産していた人たちが三十代になり、三十代の人たちは四十代へと後ろ倒しになってきています。

二十代で出産すれば、三十代でも出産は比較的容易かもしれませんが、それが三十代で出産して、四十代で出産となると妊娠する可能性が極端にくくなり、また体力的にも出産へのリスクが高まります。

高齢化出産は、私たちの「自由な生活の代償」かもしれません。

3.広がる格差社会への対応

生活格差レベルの二極化は、進行し続けています。教育や減税など低所得者への暮らしへの優遇措置は、必要不可欠です。おそろしいのは今後さらに低所得者層の増えて、格差拡大は加速すると考えられています。

「生活がカツカツ」で貯金ができず、「子どもへ辛い生活」をさせてしまう状況で、それでも私たちは自分たちの子どもを作りたいと考える人は少ないはずです。

今後はどうなるの?

日本人口の年齢ピラミッド

人口減少

日本の人口は、2060年頃まで減少していく予想になっています。人が減るということは、労力が減ることにつながります。減った分の労力は、人工知能やロボットの技術で補えるかもしれませんが、どこまでカバーできるかわかりません。

労力の減少は生産性を下げ、豊かな社会を作りしくくさせます。すると、人口の増加は、さらに難しくなっていくのではないでしょうか。

人口の世代バランス

15~49歳の女性人口は、過去20年間で500万人も減っています。さらに10年後は、180万人以上減り、20年後は600万人近く減ると推計されています。1人当たりの出生率が上がらない上、女性の人口が著しく減少すると予想されています。

またこれから高齢化社会から、超高齢化社会へ進んでいきます。2025年には、65歳以上の人口が総人口の30%を超え、さらに2060年には40%を超える予想です。

今のままでは新しく社会を築いていく若い人たちの割合が、圧倒的に少なくなっていきます。人口の世代バランスは、将来よりも今の方がよっぽど若く、少子化対策の反応が見込める状況です。

今、日本には未来を明るくする材料が必要不可欠です。そのために私たち一人ひとりができることは、何なのでしょうか。

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コメント

  1. 985 より:

    出産率を現状の1.53を理想の2.01にするための
    政府の取り組みを構築してほしい。
    肉体的には生理の始まる年齢から育児の体力限界までの貴重な時間を
    有効に生かし早急に育児時間を完了させ、女性の社会進出の環境を
    保障して国力向上に参加させることが目下の急務ではないでしょうか。

    生理が終るころにいくら婚活をしたところで何の足しにもなりません。
    二人だけの生活もどれほど充実するものでしょうか。
    才能の在る方々の出産支援を国がしっかり面倒見ることがどんなに
    国力につながるかわかりません。

    江戸時代までには、女性7歳か12歳ころから嫁ぎ24か25才にはお歯黒様で
    家を取り仕切っていました。

    いまの女子高校生の年齢に当たります。
    そして食生活環境も精子能力に深く影響しています。

    このような現実をしっかり踏まえた政策を作らなければ
    人類はますます衰退していくばかりです。

    女性議員がもっと政治に参加して国を根本的に
    救済してもらいたいものです。