赤ちゃんポストに預けられる傾向。現状を熊本県が報告

赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)の現状報告

こうのとりのゆりかご

赤ちゃんポストは、慈恵病院の蓮田院長が「使われないことが一番」と、複雑な気持ちを打ち上げながらのスタートでした。

院長は赤ちゃんポストはあくまでも象徴であり、いつでも相談窓口があるということを訴えるメッセージ的な役割と説明しています。

こうのとりのゆりかごからの報告

親が養育できない新生児を、匿名で託すためにできた慈恵病院(熊本県内)の赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)。

預けにくる母親の年齢などの情報が、熊本県に提出した中間報告書で明らかになりました。子どもを預ける母親の年齢層は、30~40歳代が6割、20歳代が3割、10歳代が1割だったそうです。

年間の見通しは約70人

赤ちゃんポストに預けられたのは、赤ちゃんポストがスタートした2007年5月から2008年3月の間。合計17人(男13人、女4人)に上ることを熊本市が公表。

報告書によると、預けられた理由について「経済的に困難」を挙げた母親が複数。病院にはいかずに自宅や車の中で、一人で出産した事例が3割ありした。

また障害児や、両親とも外国人のケースもあったことが明らかになりました。未婚の母親はおらず、4割は離婚して母子家庭。

今後の課題は

報告書は、赤ちゃんポストについて「命を守るぎりぎりの選択」と一定の意義を認めつつも、匿名で預けられることに問題が少なくないとし、「公の制度とするには慎重であるべき」と指摘。

全国統一の電話相談窓口を開設することや周産期医療機関の連携の強化を求め、報告書は知事が国に提出。

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