卵パッケージに公正マーク。表記の揺れに不安な消費者

公正マークは鶏卵公正取引協議会の承認の証

公正マークつき卵パッケージ

以前卵の表示パッケージには、天然卵、自然卵等の卵をアピールする文言がついていますが、この表記の信頼性に問題があるようです。

理由は、生産者が自由に表示することができるため、普通の養鶏所で作られた卵でも自由に表記ができていたようです。それが今回の法律改正で規制されるようになりました。

消費者の誤解・混乱を避ける

スーパーで販売されている卵は、卵パッケージに自然や天然、健康、安心など様々なことが書かれていて、国内にはその種類は1,000を超えるブランドの卵があります。

卵パッケージの表示は、何が「自然」で何が「天然」ということが、何も決められていないため表記は自由でした。 こうした誤解を招きかねない表示を規制する自主ルールが、2009年3月27日に鶏卵業界で始まりました。

安心卵・森で生まれた卵表示について

「安全」の表示について、根拠のない表示で商品選択をゆがめる「優良誤認」にあたるかどうかを法的にチェックする公正取引委員会消費者取引課は、「安全や健康がどういう中身を指すかを調べ個別に判断するしかない」と話しています。

全国消費生活相談員協会食の研究会代表は、「森」や「安全」等の表示を認めるケースの場合は、その卵の生産ライン等を調査して表記を審議していくとのことです。

2010年7月から公正マーク

栄養強化をアピールする成分の対象は、カルシウムやビタミンEなどが含まれている約30種類と定められました。「平飼い」や「地卵」、「有精卵」などの基準をもうけ、「自然」や「天然」の卵パッケージ表示は禁止になりました。

また「特選」や「極上」などの特別感のある卵パッケージ表示は、事前に鶏卵公正取引協議会の承認が必要になります。「ダイエット」や「スリム」、「血液サラサラ」など病気予防をイメージさせる卵パッケージ表示は利用できません。

鶏卵公正取引協議会の承認を得た卵には、卵パッケージに公正マークの表示することができます。

公正マークのついていないにもかかわらず、「特選」や「極上」の表示がある卵パッケージには、信頼性に不安があることを覚えておきましょう。