優しい帝王切開(自然な帝王切開)が出産の新しいスタイル

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今までの帝王切開にはない、母子の絆を高める効果

施術を受ける直前

優しい帝王切開(自然な帝王切開)とは?

イギリスとアメリカでは、これまでなかった帝王切開が浸透しはじめています。それは、優しい帝王切開(=自然な帝王切開)と呼ばれるものです。

今までの帝王切開と比べて安全で、コストもかからず、何より母親に強い満足感を与えることができる出産方法です。

優しい帝王切開と従来の方法との3つの違い

1.誕生の瞬間が見れて、すぐに抱ける

これまで帝王切開は、妊婦の半身または全身麻酔をして、下半身はカーテンで仕切って出産を行っていました。そのため意識があったとしても、我が子が生まれる瞬間は見ることができませんでした。

生まれた後の赤ちゃんは、すぐに処置室に移動され、母親との対面は数時間後になるケースも珍しくありませんでした。

優しい帝王切開では、下半身のカーテンは透明ビニールのカーテンを使うため、我が子が誕生する瞬間を目にすることができるようになりました。それだけでなく、生まれた赤ちゃんをすぐに抱きしめることも可能になりました。

2017年にフェリシティ・プラット博士は、優しい帝王切開の麻酔方法について発表しました。従来は最初の段階で必要な麻酔の量を与えていたが、新しい方法では、少量から始めて必要に応じて量を調節しているとのことです。

そのため下半身を十分麻痺させながらも、上半身は子どもを抱ける状態にしておくことができるようになったとのことです。

2.経腟分娩のように自然に

自然な帝王切開と呼ばれる点は、医師が赤ちゃんを取り出すタイミングにもあります。これまでは母親のおなかから引き上げる、取り出すようなイメージでしたが、新しい方法では、赤ちゃんがなるべく自分のペースで外に出られるようにサポートする感じのようです。

そうです、経腟分娩のように自然に任せる方針がとられています。

3.母親の満足度と授乳率の向上

CNNによるドイツ病院の調査では、従来の帝王切開と優しい帝王切開の医学的な違いはなく、母子ともに安全な出産方法だと確認されました。

自然分娩(経腟分娩)に近い出産は、母親の出産に対する満足度や授乳率が上がったことが確認されました。母親と子どもの初対面は、できるだけ早い方が愛情が高いということを意味しているのかもしれません。

帝王切開の推奨ではない

アメリカでのブライハム・アンド・ウィメンズ病院産科麻酔サービスのウィリアム・カマン博士は、優しい帝王切開は帝王切開手術を受けなければならなくなった母親たちのための試みで「決して帝王切開を推奨しているわけではない」といっています。

博士の説明は、帝王切開が増えているアメリカをけん制するために補われたのかもしれません。

参照:米国出産の33%が帝王切開。最も多い出産方法になった理由は?

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