数字が語る妊娠。赤ちゃんのできる確率は25%

妊娠できないのは一方の問題ではなく、夫婦の問題

赤ちゃんのできる確率は25%

健全な男女のセックスで妊娠率

避妊しないで、セックスをすれば妊娠できると思っている人は多いのではないでしょうか?健康的な男女の1回のセックスで、妊娠する確率は約25%です。数字だけを見ると、難しい確率ではないように見えます。

しかし実際は、確率以外にそのときの体調や、気持ちなどのに左右されるため、妊娠する確率はもっと低くなります。また妊娠するための知識を持っている人と、そうでない人とでは、妊娠する確率はさらに低くなります。

1回の生理の周期で、1回セックスをすることを1周期とします。1周期で妊娠する確率が25%だとすると、25%のカップルが妊娠し、残りの75%が妊娠できません。

次の周期では妊娠しなかった残りの75%のカップルのうち、25%が妊娠します。同様に妊娠しなかったカップルが、次の周期で妊娠すると繰り返し考え続けていきます。

その結果理論的には妊娠する確率は、限りなく100%に近づいていきます。

理論上は、限りなく100%に近づくはず…

残念ながら現実的には、100%になることはありません。避妊をしていない、健康な若いカップルの累積妊娠率は1年目で85%強、2年目で90%強です。その後3年以降は、妊娠率は変わらず平行線になってしまいます。

いったいなぜ3年目以降は、平行線になってしまうのでしょうか?

現代社会の隠れた国民病

最近できちゃった婚、授かり婚などという言葉をよく耳にします。しかしその一方、赤ちゃんが欲しいと想っていても、中々妊娠できない夫婦が多いことはあまり知られていません。

『日本産科婦人学会』では、定期的な夫婦の営みがあり、避妊をしないで2年間妊娠できない場合を不妊症と診断しています。

現代社会の中で夫婦10組のうち1組の夫婦が、不妊症と診断されています。もはやこの高い水準の数字は、現在社会の隠れた国民病といってもいいかもしれません。