不妊検査の内容と流れ。先生にはすべての情報を伝えて

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不妊症で産婦人科の外来に行く前に

不妊症は先生を信じてすべてを伝える

病院で行われる問診と内診

問診は直接先生と話をする場合もあれば、紙に記入して回答する形式の場合もあります。質問内容は初潮の年齢や生理の周期・量・痛み、妊娠・中絶・流産の有無などです。

中絶・流産という項目は、過去に経験がある人にとっては辛い内容になるかもしれませんが、先生に自分の今の状態を正確に知ってもらうために、勇気を出して伝えましょう。

内診では触診(膣に指を入れて中の様子を確認)の他、超音波(エコー)を使って子宮の様子を画像に写し出します。触診が初めての方は、リラックスしてと言われても難しいかも知れませんが、スムーズに検査を受けるためにも、体の力をぬくように心がけてください。

男性の不妊検査は、基本的に1項目で通院も1回で終わることが多いです。しかし女性の検査は、6~10項目あり通院も最低でも5~8回は必要となります。また病院へ行くとき、毎日基礎体温を測っている人は、基礎体温表を持っていくと治療に役に立つかもしれません。

不妊検査の種類

経膣超音波

今は多くの病院で経膣超音波(エコー)を使います。膣の中に超音波断層装置を入れてお腹の中の状態をモニターに映し出します。

これで子宮や卵巣の大きさや子宮筋腫などの診断ができます。経膣超音波は、卵胞の成長具合や子宮内膜の厚さを見ますので、不妊治療にはかかせない検査です。

精液検査

不妊治療にかかせない検査が、旦那様の精液検査です。検査は簡単で病院から容器をもらい、自宅で精子を容器に入れて提出するだけです。

注意したい点は、容器に精子を入れたら、冷やさないようにすぐに持っていくことが検査の精度を高めます。また疲れていたり、寝不足のときは避けましょう。この検査で、精子の運動率・量・真っ直ぐ走るスピート(SMI)などがわかります。

子宮卵管造影

子宮の中に造影剤を入れてX線写真を撮る検査です。そうすることで卵管の通り具合や卵管采の癒着などがわかります。膣から造影剤を入れていきますが、この時に卵管がつまっていたり、通りがよくないと痛みを感じる人が多いようです。

造影剤を入れることで、卵管の通りがよくなることから、治療も兼ねている検査といえるでしょう。そのため卵管造影検査後は、妊娠しやすくなると言われています。

頸管粘液検査

排卵日近くになるとおりものが透明っぽくなり、量が増え、指でひっぱると伸びるくらいになります。この粘液の状態が悪いと精子の移動性が悪くなり不妊の原因となります。検査結果次第で、AIHへのステップアップをすすめられることがあります。

通水検査

通水検査は、子宮口に蓋をして生理食塩水などを注入し、その感触で卵管のつまり具合を判断する検査です。この通水は、検査というより卵管の通りの悪い人に対して行う、治療の意味合いが強いかもしれません。

フーナーテスト

排卵日近くにエッチした後、すぐに病院へ行き精子の進入具合を調べます。おりものの状態がよくない場合、精子がうまく子宮の中へ入っていきません。フーナーテストの結果次第では早目にAIHへステップアップする場合もあります。

そのときの精子の状態などによって結果が変わってきますので、何度かテストする必要があります。

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