子どもの教育プラン設計。今と昔の教育の違い

学びの選択数の増加と生涯学習

教育プラン設計

子どもの教育を考える

教育の考え方は、主に2種類が考えられます。一つ目は、両親が歩んできた経験をベースに考える教育プランで、もう一つは子ども自身の価値観をベースに考えていく教育プランです。

1990年代に入り高校、大学、大学院の進学率は飛躍的に伸びました。しかし、その進学率と就職率は一様に結びついていないのが現状です。なぜなら毎年調査されている大学卒業生の就職内定率は、一昔前と比べると信じられないくらい低い数字なっているからです。

生涯学習が当たり前

自分のやりたいこと、学びたいことが社会人になってからでも学べるようになり、生涯学習が社会に浸透してきました。夜間や通信教育制の大学、専門学校やカルチャースクールも増加傾向にあり、若いときに学べなかった分を取り戻すチャンスが増えてきました。

高校卒業して社会人になるまでは、自分が何について学び、何をしていいかわからなかったが、社会人なることで自分に必要なものに気が付くケースが多々あります。昔は一度社会人になってしまったら、再び学習をすることは楽ではありませんでした。しかし現在では、社会人になってからでも、自分の学びたいものについて勉強できる環境が整いつつあります。

選択学習の増加

1998年に新学習指導要領が始り、特色ある学校づくりが実現されはじめました。今まで私立校に特化していた特色あるカリキュラムは、公立高校にも広がり、魅力的な教育学校が増えてきました。

私立高校だけに許されていた中高一貫教育も、制度改正され国公立でも認められています。今の時代は私立学校、公立学校の選択肢だけではでなく、その学校のカリキュラムや学校方針、学習環境などを確認しながら、子どもにあった学校を選択していくことが可能になりました。

教育資金の設計

子どもが高校卒業後、大学へ行きたいと考えていたら、行かせてあげたいと思うのが親心です。しかし、結婚して子どもを二人産んでアラフィフ(50代前後)になると、生活費の支出が増えるため、生活が厳しくなります。そのため家庭の貯蓄は、義務教育以降の教育資金を計画的に準備する必要があります。

貯蓄しやすい時期は、教育費の支出が少ない中学校入学までの12年間です。また2010年4月からの公立高校授業料は、無償化が実施されました。高校入学から卒業までの3年間(1年間で約12万円)は、授業料が免除となりました。

教育資金の運用

教育資金の貯蓄は、他の資金とは区別して残高を常に意識するようにしましょう。貯金は余った分を貯めるのではなく、貯金費として一定額を最初に貯金することが大事です。

積立てタイプの金融商品は、自動積立貯金(銀行、郵便局)、教育積立貯金(郵便局)財形制度(一般財形貯蓄)、投資信託などがあります。保険商品では子ども保険、変額年金保険、個人年金保険(すべて保険会社)などがあります。貯蓄性を重視するときは、払込み保険料の総額と、受取る満期金額を比較することが大切です。