高校授業料無償化2018年版。対象者や申請時期、申請方法を確認

公立高校・私立高校の高校授業料無償化の最新情報

高校授業料無償化

2010年4月からスタートした高校授業料無償化は、2014年4月から「高等学校等就学支援金制度」に名前が変わり、内容も改正されました。

高校授業料無償化では、公立高校だけが授業料無料になっていましたが、新しい制度の高等学校等就学支援金制度は、私立高校でも対象となりました。同制度の支給対象者や支給金額、申し込み方法等について紹介します。

高校授業料無償化制度とは?

2014年4月からの新制度は、公立高校と私立高校のどちらも対象になりました。また低所得者層を優遇するために、新たに「所得制限」が加わりました。

目的

同制度の目的は、高校の授業料に充てるための就学支援金を支給することにより、高等学校等における教育に係る経済的負担の軽減を図り、もって教育の実質的な機会均等に寄与することです。

制度対象者

国立高校、公立高校、私立高校を問わず、高校等の授業料の支援として「市町村 民税所得割額」が30万4,200円(年収910万円程度)未満の世帯に「就学支援金」が支給されます。

申請時期

申請は毎年行われます。注意したいのは、1年生のときは、4月と7月の2回手続きが必要なことです。一般的には、6月に必要書類が手元に届いて7月に提出となります。1年生の4月の手続きに必要な書類は、合格発表後に学校から配付されます。

学年別申請時期
  • 高校1年生:4月と7月
  • 高校3年生:7月
  • 高校3年生:7月

就学支援金の受給手続き方法

手続きに必要な申込書や説明資料は、学校から配付されます。受給手続きの申込みは、申請書と市町村民税所得割額が確認できる書類(市町村民税税額決定通知、納税通知書、課税証明書等)を提出して完了です。

支給金額

就学支援金の支給限度額は、全日制で月額9,900円、年間11万8,800円が公立高校でも私立高校でも支援してもらえます。支援金額は、全日制や定時制、通信制など学習スタイルによって変わってきます。

  • 国公立の全日制高校:月額9,900円
  • 公立の定時制高校:月額2,700円
  • 通信制高校:月額520円
  • 私立の定時制・通信制高校:月額9,900円

※2018年も同額がもらえる予定です(2017年8月)

所得制限

2014年4月から所得制限がはじまりました。同制度は低所得者を優遇するため、高所得者を授業料無料の対象から外れます。

授業料無料の対象者から外れるのは、国公私立高校を問わず 「市町村民税所得割額」が、30万4,200円以上(年収910万円程度)の世帯です。世帯収入は、共働きなら二人分の世帯収入でみることになります。

また高校授業料が無料になる制度は、授業料が各世帯へ振り込まれるのではなく、ほとんどが学校が生徒本人に代わって受け取り、授業料にあてることになります。同制度の対象者は、忘れずに手続きするようにしましょう。

高校の授業料の財源は?

国から高校へ支払われている就学支援金の財源は、私たち国民の税金です。高校の授業料が無料になった代わりに、私たちが納める税金が高くなっていることを忘れてはいけません。