妊娠4ヶ月。胎盤が完成、おなかが出てくる時期

妊娠中のママの体の変化(妊娠4ヶ月)

妊娠4ヶ月

お腹が大きくなって、見た目も妊婦に

妊娠15週の終わりになると子宮の大きさは、子供の頭の大きさぐらいになります。この頃のおなかは、誰が見ても妊婦とわかるぐらいポッコリとしてきます。外見で妊婦とわかる時期になると体の中では、胎盤が完成しています。

胎盤は、受精卵が子宮の内膜に着床した妊娠3週頃から形成され、妊娠15週頃までにはほぼ完成します。胎盤の役割は、様々なホルモンを分泌したり、赤ちゃんの成長を助けたり、出産にむけての準備を進めています。

この胎盤と赤ちゃんをつないでいるのが、へその緒です。妊娠後期になるとへその緒は、約50cmの長さになります。

へその緒には、1本の臍静脈(サイジョウミャク)と2本の臍動脈(サイドウミャク)が流れています。 母胎から送られてくる血液は臍静脈を流れ、胎児から出る老廃物を含む血液は、臍動脈を流れて外に排出されて、胎児は成長していきます。

胎盤が完成すると、流産の可能性がぐっと低くなります。また基礎体温も徐々に下がり始め、出産が終わるまで低温期が続きます。そのためだるさが解消され、体が楽に感じられるようになるかもしれません。

体調が良ければ、適度に体を動かしましょう。つわりが終わり、だるさが解消されると食欲が出てきますが、食べすぎには注意が必要です。

この時期になると羊水の量も増えてきます。 正常な羊水は、透明で薄い黄色をしています。羊水の役割は、赤ちゃんが自由に動けるようにするためと、外からの圧力が直接赤ちゃんに届かないように、クッションの役目をして保護しています。

赤ちゃんは、羊水の中では肺呼吸(肺で酸素を補給)をしていません。羊水の中での呼吸は、へその緒や胎盤を通る母親の血液から酸素をもらい、二酸化炭素は母親の血液に吸収され、肺まで運ばれて排出されます。赤ちゃんは生まれた瞬間、大きな産声を上げると同時にたくさんの空気を吸って、初めて自分で肺呼吸をします。

おなかの赤ちゃんの変化(妊娠4ヶ月)

赤ちゃんは胎盤が完成し、へその緒を通して栄養をもらえるようになると、これまで以上に早く成長ます。妊娠12週末~15週末の赤ちゃんの身長は約9~16cm、体重は約20~100gになります。妊娠4ヶ月では、4週間の間に身長は約2倍、体重は約5倍にも成長します。

また赤ちゃんの体の中では、脳が動き始め、本能、感情をコントロールする部分ができ始めてきます。胎教を始めたいママは、この時期から始めると効果的です。

体のあらゆる部分ができた後は、体の各部分が発達を始めます。また赤ちゃんの動きも、今まで以上に口や手、足を動かしたりして活発になっていきます。

卵(受精卵)から赤ちゃんが産まれるまで。42段階でわかる成長
インフォグラフィック「人間の命ができるまでのメカニズム」より