電卓には数字キー以外に様々なキーがついていますが、皆さんはそれらのキーを利用したことはありますか。
「M+」「M-」「MR」「MC」や「AC」「GT」などのこれらのキーは、うまく使うと、圧倒的に計算するのが早くなります。
家で家計簿をつけるときや会社で見積書をつくるときは、電卓は必需品です。電卓を使うときは足し算や引き算、掛け算、割り算のキーは使っていても、その他のキーは使っていなかったりしませんか。
「M+」「M-」「MR」「MC」などのキーは、計算を早くする機能が備わっています。今回は、そのキーの機能と使い方を紹介します。
「M+」「M-」「MR」「MC」の「M」はそれぞれ「メモリー(MEMORY)」のMを表しています。これらは、数字を一時的に保存しておきたいときに使います。
例)10×10=100を電卓で計算した後、M+を押します。すると、M+に100(M+=100)がメモリにセットされます。
3.14×100を計算する場合は、3.14×M+をすることで計算できます。
「GT」(グランドトータル)キーは、 総計(Ground Total) を意味しています。機能は、「=」(イコール)キー で算出した一連の数値を合算(合計)してくれます。
例 )10×10=100、20×20=400、30×30=900 を電卓で計算した後、GTキーを押すと 100+400+900を計算して1,400の答えを表示してくれます。この機能を知ってうまく使えるシーンがあると、とっても便利な機能です。