ハーブティーは、ノンカフェインで妊婦にも優しく、風邪・花粉症・アトピーなどにも効果があります。ヨーロッパでは、約3000年以上も前から医学や民間療法としてハーブが使われ続けています。
そんなハーブには、数えきれないほど種類がありますが、花粉症やアトピー治療などに効果がある代表的なハーブティーをご紹介します。
「カモミール」の語源はギリシャ語で「大地のリンゴ」を意味します。文字通りリンゴのようなやさしい甘い香りをさせる植物で、4000年以上前から薬草として用いられていたと言われています。ヨーロッパで、最も歴史のある民間薬です。
カモミールティーの注意点は、カモミール自体がヨモギやブタクサと同じキク科に属している点です。そのためブタクサに反応して花粉症を引き起こしている方は、カモミールティーでアレルギー症状を引き出してしまう可能性があります。
ブタクサのアレルギーの方はカモミールティーは避けた方が良さそうです。
ローズヒップティは、「ビタミンCの爆弾」と言われるほど豊富にビタミンCを含んでいます。紫外線の影響を抑えて、コラーゲンの生成と保持を助けてくれます。そのため肌の再生を促し、美容にも良いとされているハーブティです。
ルイボスティーは、南アフリカに生息する針葉樹のルイボスの木の葉から作られたお茶です。限られた地域のこの土地が酸性なため、樹がアルカリ性を強くだして、ミネラル分が多く含んでいるのが特徴です。
ルイボスティーは、南アフリカだけで生産される貴重なお茶で奇跡のお茶と呼ばれています。
経疲労の回復、怒ったときに神経を鎮める効果があります。また、眠気を覚まし、頭をスッキリさせる作用があるので、眠ってはいけないときにも役立つハーブティです。
ハーブティーの効果は、ある程度継続しないと実感することができません。その期間の目安に個人差はありますが、1ヶ月前後だと言われています。
花粉症対策でハーブティーを飲まれる方は、該当の花粉が発生する1ヶ月前から飲み続けると効果的です。
ハーブティーは人によって体に合わないものもあるので、違和感を感じたら飲むのは控えましょう。特に妊婦の方がハーブティーを選ぶ際には、お医者さんに相談するようにしましょう。