家計の節約を意識していても、病気や怪我などにかかる医療費は節約が難しいと考えている方は多いのではないでしょうか。
でも、実は「医療費節約の3つのポイント」をおさえることで倹約することができます。
国が成長することは、私たちの所得が増え生活を豊かにすることにつながっていきます。それに伴い、医療技術が進化して、今まで助からなかった命が救えるようになっていきます。
「国民医療費・対国内総生産・対国民所得比率の年次推移」のグラフを見てわかる通り、私たちの医療費は加速度的に増えています。おそらく、今後もこの右肩上がりの傾向は変わりません。
2025年までに高齢者の医療費は、2014年(平成26年)の費用の倍以上がかかると予想されています。その結果、日本では人口が減少しているにもかかわらず、国民医療費は50兆円を超えます。
医療費が増えている原因はさまざまありますが、主な原因は以下4点になります。
医療を受ける回数が多くなり、治療期間が長引く高齢者が増えたことに比例して、医療費も増えていきます。
新しい医療機器や薬が開発されたことで、これまでの治療が難しかった病気も治すことができるようになりましたが、治療にかかる費用も増えています。
生活習慣の変化に伴い、生活習慣病はじめ、治療に長い期間を必要とする慢性疾患の患者が増えています。
風邪などの軽い症状いにもかかわらず、最初から大きな病院で受診する、複数の医療機関をかけもちするなどの行為は、医療費がかさみます。
医者へのかかり方を見直すことで、医療費を節約することができ、家計への負担も小さくできます。
同じ病気で複数の医療機関での受信する「重複受診」は医療費を増やし、治療に支障が出ることもあります。
「夜間や休日受信」は割増料金がかかります。また緊急性が高い重症患者の治療に支障を出す恐れもあります。緊急時以外は、割増賃金のかかる時間帯は避けるようにしましょう。
信頼できる「かかりつけ医」がいるだけで安心できます。気になることがあれば、まずは「かかりつけ医」に相談するような習慣をつけましょう。
夜間や休日に子どもが体調を崩した場合は、小児緊急電話相談「#8000」を利用しましょう。利用できる時間帯は、市区町村によって異なるので確認するするようにしてください。
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ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、特許期間の過ぎた新薬(先発医薬品)と同等の効能や効果がある処方薬です。ジェネリック医薬品は、新薬よりも低価格なのが最大のメリットです。
日本ではまだジェネリック医薬品の普及は進んでいませんが、特許期間が過ぎている薬がすべてジェネリック医薬品になれば、年間で約1兆円の医療費節約になると言われています。
定期的に健康診断を受け、病気の早期発見や早期治療を心掛けましょう。生活習慣病などの病気は自覚症状がないものがほとんどです。自分で判断しないで、健康診断を必ず受けましょう。
健康な身体作りのポイントは、栄養や運動、休養の3つのバランスがよくとれた生活を送ることが大切です。生活習慣病を未然に防ぐためには、一過性のもので意味がありません。毎日の継続的なバランスのとれた生活習慣が、病や怪我から守ってくれます。
整骨院や接骨院は保険医療機関ではありませんが、健康保険が適用される場合があります。健康保険の対象になるかの確認は、施術を受ける前に店舗に相談してみましょう。
はり、きゅう、マッサージの施術も柔道整復師と同じように健康保険が適用される場合があります。ただ柔道整復師と違うのは、保険が適用される場合でもいったん全額支払い、保険申請が認められラバ、保険者からの払い戻しを受けられるお金の流れになっています。
健康保険の対象になるかの審査について
- 費用を支払った日の翌日から2年を過ぎると支給されません。
- 施術が適正であったか審査されますので、申請から子宮まで2、3ヶ月かかります。審査の結果によっては、支給対象外になる場合もあります。
「結構保険の対象となる場合」以外の症状