2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震が起こりました。その予測できない事態が起きたとき、日本中の多くの家族同士の連絡が取れませんでした。
もし保育園や保育所に子どもを預けている時間に地震がに起きたら、私たち保護者は何をすればいいのか、何ができるのか想像できますか。
「万が一の不測の事態に備えて、どういう行動をとればいいのか」を家族で十分に話し合っておきましょう。
携帯電話番号、自宅電話番号、会社電話番号、複数のメールアドレスを伝えておきましょう。連絡先は、できるだけ多く知らせておくことが望ましいです。
外回り、出張などで職場以外の場所に行く日は、その都度連絡ノートに書いておきましょう。
入園時に伝えた連絡先に変更がある場合は、その都度連絡するようにしましょう。
保護者が通勤に利用する路線情報を、園側が把握できるようにしておきましょう。
公共交通機関がストップして迎えに行けない場合や電話がつながらないときは、どういう行動をとるのかを夫婦の間で決めておきましょう。
携帯電話が使えない場合に備えて、鞄や財布のどこかに小銭を準備しておきましょう。
子どもが一人になってしまった場合に備えて、名前や連絡先、血液型を記した身元確認できる物を子どもに持たせておきましょう。