赤ちゃんが母乳を吸うと、オキシトシンというホルモンが分泌されます。このホルモンが、子宮収縮に関係して子宮の回復を早めてくれます。
母乳を与えることは、体と体を触れ合わすことで親子の絆を深めることができます。また母乳は繰り返し与え続けることで、信頼関係の構築や愛情を深める効果もあります。
赤かちゃんが生まれて、ママの母乳だけで育てることを完全母乳と呼びます。完全母乳で育てたかったが、以下理由で粉ミルクや人工乳に頼らざる得なかったママもいるようです。
完全母乳で育児ができるかどうかは、ママの体調や家庭環境などさまざまなことに関係があるようです。母乳を与える大枠の方針は決めておき、その後の状況によって判断していくことが大切です。
最近のママは、赤ちゃんに母乳を与えるときに母乳の出にくい(または母乳が出ない)お母さんが多いようです。ではどうすれば、母乳が出やすくなるのでしょうか。
ママが日常的な衣食住に注意することで、母乳は出やすくすることができます。
母乳は乳製品や油が多いものを取り過ぎると、出にくくなる傾向があります。栄養バランスの取れた食事をこころがけましょう。和食、洋食、中華の3つのジャンルに分けると、和食が一番バランスが取れている食事であることを覚えておきしましょう。
ブラジャーは胸を締め付けるものではなく、ゆとりのあるハーフトップのようものが妊娠中は良いでしょう。
腕を上下に動かす運動は、胸の上の筋肉に刺激を与えてくれます。そうすることで、胸のマッサージと同様の効果があります。肩や背中の痛い人は、パパに背中のマッサージしてもらい、血行を良くして母乳の準備をしましょう。