ベビーベッドは、必ず必要なわけではありません。床や畳の上にベビー布団を敷いて寝る赤ちゃんもたくさんいるはずです。
ただご自宅の環境によっては、ベビーベッドがあった方が安全かもしれません。例えば、以下のようなお家ではベビーベッドは重宝します。
赤ちゃんは、寝ている時間がとても長いです。特に生まれたての赤ちゃんの場合、20時間以上は眠っているのではないでしょうか。ほぼ眠って一日を過ごすので、快適な睡眠環境を整えてあげたいものです。
また新生児は、抵抗力が極めてありません。ハウスダストが原因で、咳や湿疹などの症状が出る赤ちゃんも珍しくありません。ベビーベッドは、ハウスダストから守る役割も果たしてくれます。
国産ベビーベッドの使用期間は、2才(24ヶ月)を目途に利用できる仕様になってます。これは、メーカーが利用を推奨している期間と考えてください。
もちろん、2才以上になっても利用することはできます。しかし、赤ちゃんが立ち上がったり、歩いたりするようになると、ベビーベッドから転落してしまう可能性があります。2才以上で使い続ける方は注意してください。
ベビーベッドの利用は赤ちゃんの成長を見ながら、判断してあげることが大切です。一般的にベビーベッドの卒業は、以下のタイミングが多いようです。参考までに覚えておいてください。
ベビーベッドのサイズは2種類あります。使用期間の目安はどちらのサイズも、新生児から生後24ヶ月(2年)が目安です。どちらのベビーベッドも機能的な違いはないため、設置する部屋の大きさや使用期間を考えて選んでみてください。
サイズが小さいから、場所をとらないベビーベッドです。日本では、一番利用されているベビーベッドかもしれませんね。
一般的なベビーベッドです。部屋のスペースにゆとりが家は、このサイズがオススメです。
ママとパパのベッドに横づけできるベビーベッドです。夜、寝ている間でも赤ちゃんの様子が見れるので、オムツを換えたり、授乳したりと何かと便利です。
床板の高さが変えられるベビーベッドです。
赤ちゃんがベビーベッドとして使わなくなったら、ハイハイをする赤ちゃんのスペースとして、囲いをつくることができるベビーベッドです。囲いの大きさは、ベビーベッドの約2倍の大きさに広げられます。
ベビーベットには、基本的に寝具はついていません。ベビーベッドを購入する際は、一緒に買いそろえる必要があります。ベビーベッドに必要な寝具を説明します。
ベビー布団は、掛布団と敷き布団、枕、カバー類がセットになっているのが一般的です。ベビー布団のセットになっている物を確認して購入しましょう。
布団セットに枕がついていることが多いですが、赤ちゃんに枕は必要ありません。赤ちゃんの枕はタオルで高さ調整して、頭の下に敷いてあげて下さい。
敷き布団の下に引くマットレスが販売されていますが、敷き布団があれば特に必要はありません。敷き布団一枚では、寝心地がよくなさそうで一緒に購入する方もいらっしゃいますが、マストなベビーベッドの寝具ではないので、購入はお財布と相談してください。
おしっこやうんち漏れが多い赤ちゃんには、防水シートや敷きパッドがいいかもしれません。またミルクを飲み過ぎたときは、吐いてしまったりもします。
防水シートを使用するときの注意点は、汗や湿気をすわないため防水シートの上にじかに寝かせるのは避けてください。じかに寝かせてしまうと、赤ちゃんがあせもになりやすくなります。
タオルケットはお昼寝に使用したり、夏場の掛布団に使用したりと大活躍します。一枚あると便利です。