子どもにもサングラスが必要!夏に限らず、冬も紫外線対策
サングラスで防ぐ紫外線対策
海外では子どもが夏に限らず、冬にもサングラスをかけています。
欧米諸国は、紫外線が目を傷つけてしまうこと気にしているため、ファッションというよりも、目を守る意識が高く、外に出るときは靴を履く感覚でサングラスをかけています。
日本では、子どもに紫外線対策を意識している親は、まだまだ少ないです。なぜ、海外ではサングラスを当たり前にするようになったのでしょうか。
目元のオシャレとUV対策
レジャーなどの長時間の外出の際、大人と一緒に子どもにもサングラスをかけさせる家庭が以前より増えてきました。サングラスはファッションとしてだけではなく、厳しい夏の日差しや紫外線から子どもの目を守る重要な役割として利用されはじめています。
また紫外線は夏にだけでなく、冬にも強い紫外線が出ていることが認識されてきたことも、子どものサングラスに関係していると思います。サングラスは季節に関係なく、晴れているときにかけさせてあげられるといいですね。
紫外線は目に悪い?
目には紫外線を防ぐ力が備わっていて、通勤時間など日常生活で多少の紫外線を浴びる分には、目の機能には問題ないようです。
ただ長時間強い紫外線を浴びると、白内障や黄斑変性症(視界がゆがんだり目が見えなくなったりする病気)を引き起こしたり、角膜炎になる可能性が高くなるようです。
紫外線が目に悪いのは確かなようです。子どものうちから、しっかりケアをしてあげてください。
200人を対象にした意識調査
2009年ジョンソン・エンド・ジョンソンが、視力を矯正している子どもをもつ母親に行った意識調査では、子どもの紫外線対策は「何もしていない」という人が42.5%でした。「紫外線カットの化粧品・日焼け止めの使用」(31.5%)、「帽子をかぶる」(27.5%)、「サングラスをする」1%。
今後子どもに、サングラスをかけさせたいと考える人も1%にとどまりました。理由は、「他の子どもがやっていないから使いにくい」「子どもには必要ない」といった意見が多かったとのことです。
上記調査結果からわかる通り、まだ日本では「目に与える紫外線の影響」の認識が低いようです。
海外でサングラスが当たり前の理由
海外では紫外線対策の一つとして、子どものサングラス着用を積極的に勧めている国があります。日本では、子どもの目を紫外線から守るという考えが浸透していません。
なぜ欧米人はサングラスをかける人が多いのでしょうか。
その理由は、アジア人と欧米人では目の構造が違うためです。欧米人は目の色は、グリーンだったり、ブルーだったり目の瞳の色(虹彩)が、私たち日本人たちの色と違います。
簡単に言うと私たちの瞳の色は、紫外線に強めですが、欧米人の瞳の色は紫外線にとても弱いため、少量の紫外線でも目へのリスクが高いようです。
子どものサングラス選び
私たち日本人の目は、欧米人よりも紫外線に強いのは確かですが、温暖化が進み、毎年紫外線が強くなっています。昔のような弱い紫外線ではないため、サングラスをかけて目を守った方がいいのは間違いありません。
サングラスを置いている渋谷のお店では、子ども用のサングラスを置いていると驚かれることもあるそうです。しかし、サングラスの必要性が高まるにつれて、子どものサングラスについても理解されはじめていて、毎年売上が伸びているようです。
子どものサングラスは、オシャレで機能的なものも選びがちですが、紫外線カットのレンズを選ばなければ意味がありません。また他にもサングラス選びでは以下についてチェックしてください。
サングラスの選び方
- 紫外線カットのレンズを選ぶ
- 色が薄いレンズを選ぶ
※色が濃いレンズより紫外線から目を守れる - 適度な大きさものを選ぶ
※太陽の光は正面からだけでなく、上下左右の方向から目に入るため
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