お腹のダイエットには腹筋よりスクワットが効果的
正しいスクワットのやり方と驚くべき効果!
お腹の周りにお肉がついたきたから、「腹筋をしてウエストを細くしよう」と思ってしまいがちですが、実は腹筋よりもスクワットの方がウエストを細くする効果があることを知っています。
「エッ」と驚かれる方もいるかもしれませんが、腹筋とスクワットの消費カロリーを比較すると、圧倒的にスクワットの方が高く、そしてウエストを細くするためにも効果的です。
ダイエットとはどういうこと?
ダイエットとは、健康的に体脂肪を落とすことです。一般的に言われているダイエットと本来の意味のダイエット違いは以下ページを参考にしてください。
そのためには、「食事制限」と「運動・トレーニング」の両方が重要です。消費カロリーが摂取カロリーを上回ると、体脂肪は減ります。これを継続的に行うと、ダイエットが成功することになります。
腹筋がダイエットに効果的じゃない理由
通常体脂肪は全身にまんべんなく増えたり、減ったりします。動かしている部位の脂肪だけが落ちるかどうか(部分やせ)は、専門家でも意見が分かれるところです。
しかし、確実にわかっていることは中途半端な部分やせ運動では、その脂肪だけを目立って落とすことはできないことです。
そのためお腹の周りのお肉が気になってきたから、腹筋をするだけではウエストは細くなりません。腹筋自体は小さな筋肉なので、努力して腹筋を鍛えて3割増にしても、全身の筋肉総量に比べたら微増なため、基礎代謝はほとんど増えません。
結論を言うと、ウエストダイエットをするのに腹筋運動では、効率がよくありません。もしダイエットするために筋トレをするなら、筋肉量の多い部位(筋肉群)を鍛えるトレーニングが効果的で、筋肉量を増やして基礎代謝を増やすことができます。
その効果的な筋トレがスクワットです。
スクワットの基礎知識
1.スクワットとは?
体には下半身、特に臀部(でんぶ)から太ももにかけての筋肉群が、大きな筋肉になります。スクワット運動は大臀筋、大腿四頭筋、ハムストリングスといった大きな筋肉をはじめ、下半身中の大小の筋肉群が一遍に動きます。
そのためスクワットをしたときの消費エネルギーは、腹筋をするよりも圧倒的に高くなります。下半身の筋肉群を鍛えて3割増にすることができれば、基礎代謝は大幅に上昇します。
スクワットと腹筋で同じ筋肉量を増やすための回数を比べた場合は、スクワットなら15回に対して、腹筋だと約500回必要になる計算になります。ダイエットには、腹筋ではなくスクワットの方が圧倒的に効率がいいです。
2.スクワットがもたらす2つの効果
1)脂肪が燃焼しやすくなる
スクワットは、少ない回数で多くの消費エネルギーが見込めます。そのため効率的に脂肪を燃焼することができます。
2)全身痩せが見込める
スクワットは、足の筋肉を鍛えているように感じますが、それだけではりません。背中や腹筋をはじめ、腕の筋肉まで刺激する全身トレーニングです。
もちろん、太ももや脹脛(ふくらはぎ)引き締める効果があります。足全体が引き締まると、体のラインがきれいに見えるようになります。
3.正しいスクワットの方法
1)スクワットの基本姿勢
- 広げる足幅は肩幅と同じ
- 足先をやや外側に向ける
- 背筋は丸めず、まっすぐ伸ばす
- 腕の位置は頭の後ろ、または前に突き出す
2)スクワットの正しいやり方
ノーマルスクワットの目安は、20回 x3セットです。
- 基本姿勢を作る
- 息を吸いながら地面と太ももが平行になるまで上体を下げていく
- 1の時、顔を下げない
- 息を吐きながら膝が伸びきらない程度に立ち上げる
- 2~4を20回繰り返す
- インターバル(30秒)
- 残り2セット行う
3)スクワットの5つのポイント
- 膝がつま先よりも前に出ないようにする
- 膝とつま先は同じ方向を向く
- 背中は絶対に丸めない
- 呼吸法をマスターする
- 大腿四頭筋を意識する
4)スクワットの正しいやり方動画
スクワットは疲れない?
ただ正しいスクワット方法は思っているよりきついですが、私個人の感想としては腕立てや腹筋よりも、スクワットの方が疲れない印象があり、「本当なのか」と思ってしまいます。
しかし、冷静に考えると足・腰は、体全体を支えている強い筋肉であることを考えると、「確かにそうなのかな」と納得できるような気がします。
ダイエットに挑戦中の私は、今日から腹筋ではなく、スクワットに切り替えて挑戦してみようと思います。
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