脂肪を燃焼させる運動は激しくより、「ゆっくり」が効果的
脂肪燃焼はカロリー消費をすればいいわけじゃない
ダイエットやエクササイズに関する情報は、世の中にあふれています。その中には間違ったものもたくさんあります。
フィットネスクラブを経営するフィットネステクノロジーの会社「Digifit」が、正しい有酸素運動について教えてくれました。
脂肪が最も燃焼しやすいタイミング
脂肪燃焼は、最大心拍数の40~69%内で起こります。その中で最も効率が良いのが、ゾーン2の範囲内(最大心拍数60〜69%)です。理想の脂肪燃焼は、常に一定のその心拍数で運動することです。
そのため長時間激しい運動は必要ありません。脂肪を効率的に燃焼させるには、このゾーンを意識した運度をすれば大丈夫です。
最大心拍数が高いゾーンでの激しい運動は、全体のカロリー消費量は多くなります。しかし、ゾーン2のゆっくりとした運動の方が脂肪は燃焼します。
心拍数と有酸素運動について
脂肪を燃焼するための効率的な有酸素運動は、上記でも記載した通り心拍数が関係しています。
運動の仕方によっては、有酸素運動をしているつもりでも、実際には無酸素運動状態になっていることもあります。有酸素運動は最大心拍数85%未満とされていて、これ以上になると無酸素運動状態になってしまいます。
つまり脂肪燃焼するための有酸素運動は、最大心拍数85%未満でないと効率が悪くなります。有酸素運動することができさえいれば、脂肪は燃焼します。その中で最も効果的な脂肪燃焼は、ゾーン2になります。
最大心拍数
最大心拍数は実際に測ることは難しいため、計算して最大心拍数を把握する必要があります。
最大心拍数の計算方法
最大心拍数=220-自分の年齢
有酸素運動
有酸素運動するときのポイントは「ゆっくり」運動することです。先ほどお話しした通り、有酸素運動は最大心拍数の85%未満である必要があります。
あまりにも必死になってやり過ぎてしまうと、最大心拍数85%以上になってしまいます。リラックスしながら、ゆっくり行う意識を持つことで、有酸素運動は最大限の脂肪燃焼効果をもたらします。
- ウォーキング
- エアロビ
- エアロバイク
- 水泳
運動をしても体重が減らない理由
脂肪を燃焼させる運動はカロリーを消費させ、継続することで体重を減らすことにつながります。理想的な脂肪を減らす運動をしているにもかかわらず、体重(脂肪)が下がらず、途中で断念してしまう人たちの多くは、運動後の空腹に耐えられないためです。
誰もが体験していると思いますが、運動後はいつも以上におなかが空いてるように感じてしまい、そのため普段以上に食べてしまう傾向があります。これが、正しい脂肪燃運動をで消費したカロリーを帳消しにしてしまいます。
では体重を落とすにはどうすればいいのか?
体重を下げるには、普段の食事を気をつける以外ありません。どんなに正しい脂肪燃焼運動をしたとしても、それ以上に食べてしまっては元も子もありません。
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