葉物野菜の上手な保存方法!青菜類やレタスなどの保存ポイント
驚くほど長持ちする葉物野菜の保存方法
体を健康に保つには、毎日の生活に野菜は欠かせません。
キャベツやレタス、ほうれん草などの葉物野菜は、一度に全部使いきらずに残ってしまうことが多くありませんか。
そんなとき、みなさんはどのようにして葉物野菜を保存していますか。
この記事では意外と知られていない「パリッ」とした触感を長持ちさせる「葉物野菜の保存方法」をご紹介します。
葉物野菜の賞味期限
野菜は生きている
まず覚えて欲しいことは、野菜は生きている食品だということです。収穫された野菜は、野菜自身に蓄えられている栄養を使いながら、生きようとしています。
そのため野菜は時間が経つにつれ、葉っぱが緑から黄色に変化します。これは野菜が生きるために、自分の栄養分を消耗している証拠です。
葉物野菜は乾燥に弱いため、水分を保てる状態を作ってあげると新鮮に長く保存することができます。 今回紹介する葉物野菜の保存方法では、冷蔵庫に1週間ぐらい保存できると思います。
賞味期限
葉物野菜は季節によって傷みやすかったり、保存方法によって日持ちが大きく変わってきます。そのため葉物野菜は、「野菜を買ってから、〇日目だから大丈夫」と判断するよりも、野菜の状態を見て判断する方が一般的です。
保存している野菜が食べれるかの判断は、「見た目」と「臭い」の2つを基準にしましょう。見た目がしおれていても、たいていは食べられます。しかし、野菜から臭いがしたら、食べるのは危険です。
葉物野菜別の保存ポイント
1.青菜類
ほうれん草やや小松菜、春菊などの青菜類は立てて保存すると鮮度が落ちにくいです。湿らしたキッチンペーパーや新聞紙で柔らかく包み、冷蔵庫内に立てて保存しましょう。
2.レタス
丸ごとレタスを保存する場合は、レタスの芯に爪楊枝を3本奥まで差し込んでください。
レタスの芯の先端に生長点という細胞があり、それがあるため収穫後もレタスの栄養分を使って成長し続けます。この成長を遅くするため、三角形を描くように三点に爪楊枝を刺すと、芯にある生長点がほどよく破壊され、成長を遅らせることができ、長持ちするそうです。
「この差って何ですか?」(TBS系):2016年1月31日放送
下処理したレタスはクッキングペーパーや新聞紙で包み、ビニール袋などに入れて、芯を下にして冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。レタスは水分に弱いため、冷蔵から使うたびに、包んでいるクッキングペーパーを変えましょう。
レタスやキャベツなどの野菜の切り口が、茶色く変色する原因は、酵素がポリフェノールを参加させているためです。食べても害はありません。
包丁を使うと、包丁の鉄分で野菜の切り口をより変色させてしまいます。レタスなどは包丁を使わずに手でちぎることで、野菜の変色が防げます。
3.キャベツ
丸ごとキャベツを保存する場合は、包丁で芯を切り抜いて、くり抜いた部分に濡れたキッチンペーパーを入れます。芯をくり抜く理由は、レタスと同じで成長スピードを遅らせることで、鮮度を保つためです。
キャベツはクッキングペーパーや新聞紙で包み、ビニール袋などに入れて、芯を下にして冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
4.白菜
丸ごと白菜を保存する場合は、冷蔵庫でなくても、新聞紙などに包み冷暗所で保管できます。切り分けた白菜は、ラップで包み野菜室で保存してください。
葉物野菜を美味しく食べる2つのポイント
1.水分は大敵
葉もの野菜は、しっかりと水を切ってから冷蔵庫に保存しましょう。パリッとした触感で野菜を長持ちさせるには、余分な水分は大敵です。特にレタスは、水分に弱いので気をつけましょう。
2.直前の塩
冷蔵庫から取り出した野菜を生で食べる場合は、軽く塩を振りましょう。塩は鮮度の大敵である水分を外に出してくれます。
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