遊びは感性、想像力、社会性を育む
いろいろな初体験は豊かな心を育てる
感性を豊かにする初体験
体を育てると聞くと肉体的な成長を考えてしまいがちですが、物事を深く感じる感受性、物事に感動する心を育てることも大事です。そのためには、自然と親しむ機会をいっぱい作ってあげる必要があります。
「遠いところへ行って、自然を満喫してください」といっているのではありません。泥遊び、砂遊び、夏にはビニールプールで水遊び、動物に触れて、花の匂いをかいでいろいろな体験をさせて様々なことを子どもに感じさせてあげてください。
子どもは本や言葉だけではわからなかったことが、実際の体験を通して初めて理解し、その感覚が豊かな感性として育っていきます。
想像力を高める絵本
2才児ごろになると、想像の世界を楽しむことができるようになります。話を聞かせたり、好きな絵本を何度も読んであげることは、赤ちゃんの想像力を豊かにします。本の内容も子どもの興味があるものは、どんな本でも読んであげてください。
本に興味を持たない子もいますので、無理に本に親しませることはしないでください。子どもに無理に本を読ませたために、本が嫌いになってしまう可能性があります。その結果、今後の学校生活にも響いてしまうかもしれません。
本の好き嫌いに限らず、子どもの感性は一人ひとり違います。親は子どもの興味がないことについては押し付けることはせず、必要なときが来るタイミングを待ちましょう。
社会性が少しずつ育つ
子ども友達ができはじめると自己主張が強くなり、お母さんに反抗的な態度をとるようになります。これは自分の考えを主張するだけの力が備わってきたと解釈し、我が子の成長を喜びましょう。子育てには難しい時期ですが、自分もこうやって育ってきたと思い我慢しましょう。
次第に子どもが自分を主張する力と、抑制する力を身につけていきます。3才に近づくにつれて、社会の約束事を理解し始めます。今までできなかった友達に対して譲ることや思いやり、我慢することなどを覚えるようになります。
子どもの社会性を伸ばすためには、「小さいときから、人に受け入れられている体験を重ねることが大事」ということを覚えておいてください。
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