生理中に効くコンビニお手軽食品。生理痛を和らげる4つの方法と一緒に
生理痛は食事などの努力で抑えられる
生理が起こるメカニズム
生理(月経)は、10~15歳ごろに始まり閉経(50歳ごろ)するまで1ヶ月に一度のペースでやってきます。受精が行われなかった子宮内膜は、剥がれ落ちて血液とともに体外に出てくる症状です。
月経周期に応じて繰り返し行われる子宮内膜の仕組みをもう少しご説明します。
1.卵胞(増殖)期
原始卵胞(卵子の元)が成熟するにつれて、エストロゲン(卵胞ホルモン)が分泌され、妊娠に備えて子宮内膜が厚くなります。
2.排卵
卵胞ホルモンの分泌がピークになると、卵胞から卵子が排出されます。
3.黄体(分泌)期
排卵後は、エストロゲンとプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増えます。受精卵が着床後は、子宮内膜が厚くやわらかくなり、受精卵の成長を促します。
4.月経期
受精が行われない場合は、エストロゲンとプロゲステロンの分泌が減ります。それが作用して、子宮内膜がはがれ落ち、血液と共に体外へと排出されます。
生理痛の症状
生理痛は、生理の2週間前から生理開始まで起こります。生理痛は、以下の症状が一般的に起こることが多いです。
- イライラ
- 頭痛
- 乳房の痛み・張り
- 肩こり
- 吐き気
- 腰痛
- 食欲過多
- むくみ
- 便秘
- 下痢
生理中にコンビニで買えるオススメ食品
コンビニ食べ物は塩分が多かったり、体を冷やす糖分が多いので、なるべく避けるようにしましょう。しかし、コンビニのすべての食べ物がNGなわけではありません。
コンビニで手軽に食べれる食品で、生理痛が緩和できる食べ物をご紹介します。
1.卵
卵にはビタミンBやビタミンE、亜鉛や鉄、葉酸など、生理痛を緩和させるのに役立つビタミン、ミネラルをたっぷり含んでいます。
ゆで卵や温泉卵は、コンビニで販売されています。最近では「こだわりの生卵」を置いているところも少なくありません。スクランブルエッグや卵焼き、目玉焼きなどにして食べてみてはいかがでしょうか。
ただコレステロールが高いので、卵の食べすぎには注意しましょう。1日に2個が目安です。
2.甘酒
甘酒は、「お正月の初詣のとき飲むもの」って思ってる人が多いのではないでしょうか。甘酒は、「飲む点滴」といわれるくらい栄養価の高い飲み物です。生理痛にも効き、美肌効果にも抜群です。
- 麹菌の出す酵素100種
- ビタミン類(補酵素)
- 必須アミノ酸 全9種類
- コウジ酸+α
- 抗酸化成分エルゴチオネイン
コンビニで甘酒を選ぶ際は、砂糖や余計な添加物が入っていない米や米麹などを手に取りましょう。もし飲んでていて甘さが足りないときは、黒砂糖やはちみつを加えてみてください。くれぐれも体を冷やす白砂糖は使わないようにしてください。
3.ハーブティー
ミントやカモミール、ルイボスティーなどのハーブティーは、生理痛を緩和させるだけでなく様々な体に良い効果があります。例えば、花粉症やアレルギー、肌の悩みの改善にも期待ができます。
コンビニにはペットボトルやティーバックで様々な種類があり、味や香りがそれぞれ違います。自分に合うハーブティーを探してみるのもいいかもしれません。
生理痛時のハーブティー選びは、カフェインが入ってないものを選びましょう。カフェインは血管を収縮させてしまう作用があり、それが子宮に流れる血管に起こると生理痛が酷くなります。
もっと生理痛を緩和できる食べ物4選
1.生姜
生姜に含まれる「ジンゲロール」は血液循環を促進し、体を温めてくれる働きがあります。タマネギやニンニク同様の効果があり、ニラやピーマンなどには血行促進効果があります。
2.大豆製品
大豆製品には、イソフラボンが豊富に含まれています。イソフラボンエにはストロゲンの働きを助け、生理痛を緩和してくれます。
納豆や豆腐、味噌や豆乳など私たち日本人のまわりには大豆製品があふれています。生理痛が酷い人は、日常から積極的に食べていくことで体質を改善していきましょう。
3.落花生
生理痛でお腹が痛いときは、自炊するのがきついときがあります。そんなときのために落花生をはじめとするナッツ類を常備しておきましょう。
ナッツ類は、ビタミンB群うやビタミンE、オレイン酸、リノール酸も豊富で、食物繊維もたくさん含んでいます。
4.乳製品
チーズや牛乳などの乳製品は、動物性タンパク質が豊富です。牛乳はコップ一杯の200cc、チーズは一切れの20gが一日の目安です。乳製品をとりすぎると、エストロゲンの分泌が増加し、生理痛を引き起こす原因となってしまう可能性があります。
食事以外で生理痛を和らげる4つの方法
1.姿勢
姿勢が悪くなると首や肩に負担がかかり、筋肉が緊張し続けて血流が悪くなります。すると酸素が十分筋肉に行き渡らなくなり、疲労が蓄積されて首や肩残りの原因となります。
日常から歩くときや座っているときに、背筋を伸ばすとことを意識するだけで血流がよくなり、生理痛は緩和します。正しい姿勢は美と健康への一番の近道です。長年生理痛に悩まされている人は、いつもの動作を少しだけ意識してみましょう。
2.血行促進
日常的に体を冷やさず、温めることが大切です。いつもの習慣は中々かえれません。思い切って習慣を変えてみましょう。以下の3つは、最低条件です。毎日の生活でできていない人は今日から取り掛かりましょう。
- お風呂はシャワーではなく、夏でも湯船につかる
- オフィスワークが仕事の人は、一週間に一回30分のウォーキングを行う
- どんなに忙しくても、毎日6時間以上の睡眠を取る
3.ストレスをためないようにする
誰もが持っているストレスですが、特に育児をしている女性の多くは、大きなストレスを持っていると言われています。そのストレスは、生理痛に関係しています。毎日リラックスできる時間を積極的に作りましょう。
好きな香りを衣類や寝具につけたり、部屋に焚いたりするだけで、リラックスやリフレッシュにつながります。試したことのない方は、ぜひやってみてください。
4.鎮痛薬や低用量ピル
生理痛が我慢できないときは、病院で薬を処方してもらいましょう。どうしても市販薬に頼る場合は、効き目が強い薬ほど副作用が強いと考えておいてください。
市販薬手にする際は必ず薬剤師に相談し、以下について十分留意した上で服用しましょう。
- アレルギー等疾患
- 他の薬との併用
- 副作用
- 服用期間
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コメント一覧
ありがとうございます
これでお嫁さんの役に立てた気がします!!