新生児の病気の用語

しきそせいぼはん

色素性母斑は一般的にくろあざと言われ、小さなものを黒子(ほくろ)と言います。黒くなるのはメラニン色素がかなり多く存在することを意味します。 出生時にできている場合と、生後2~3歳頃から増えてくるほくろがあります。

流産の種類に関わる用語

しんこうりゅうざん

流産が生じ進行している状態。下腹部痛や出血が強く、頸管は開大しており保存的な治療は現在(2010年)の医学では不可能なものがある。症状は下腹部の痛み、性器出血。

治療方法は完全流産か不全流産かで異なってき ...

流産の種類に関わる用語

かがくてきりゅうざん

精子と卵子が1つになり受精卵となっても、子宮内に正常着床が完了せずに妊娠に至らないケースがよくあり、早い段階で流産してしまうことをいいます。

妊娠検査薬では陽性が出るのに、子宮内に胎児が確認されないまま ...

流産の種類に関わる用語

けいりゅうりゅうざん

胎児が子宮の中で死んでしまっている状態をいいます。

治療方法は確定診断がついた段階で、子宮内容除去術を行うことが多いようです。

流産の種類に関わる用語

ふぜんりゅうざん

赤ちゃんを流産して、妊娠に関わる内容物が子宮内に残っていることをいいます。

治療方法は、残存物が多い場合は子宮内容除去術、残存物が少ない場合は子宮収縮剤および抗生物質の投与します。

流産の種類に関わる用語

かんぜんりゅうざん

赤ちゃんを流産して、妊娠に関わる内容物が全部外へ出ることをいいます。

治療方法は特になく、経過観察のみで済む場合が多いようです。

流産の種類に関わる用語

せっぱくりゅうざん

軽度の下腹部の痛みと少量の性器出血がみられるときにこの診断名がつきます。「流産が差し迫った状態」という意味ですが、必ずしも流産につながっていくわけではありません。

超音波検査が普及していなかったころは、妊 ...

流産の種類に関わる用語

りゅうざん

妊娠22週未満の時期に、赤ちゃんがお母さんの体から外に出てしまうことをいいます。

流産は全妊娠の10~15%という高い割合で起きており、妊娠12週までの初期に流産した場合のほとんどが、赤ちゃん側に染色体異常などが ...

胎盤、陣痛のトラブル用語

じょういたいばんそうきはくり

赤ちゃんが産まれてくるより先に、胎盤が剥がれてきてしまう病気です。妊娠後期の出血の約4分の1が常位胎盤早期剥離で、腹部に差し込むような痛みや圧迫感があります。

軽度な場合は安静にすることで、ほと ...

胎盤、陣痛のトラブル用語

ゆちゃくたいばん

胎盤が子宮壁の深い層に癒着してしまう状態です。過去に子宮の手術があるときに起きるときがあり、出産のときに胎盤が剥がれなくなってしまうことがあります。

子宮の手術で子宮内膜に傷あとがあったり、子宮内膜そのもの ...

胎盤、陣痛のトラブル用語

ぜんちたいばん

胎盤が子宮口を塞いでしまっている状態です。妊娠初期には前置胎盤がよく見られますが、妊娠が進み子宮が大きくなるにつれて、胎盤も上のほうに移動していきます。

前置胎盤が疑われて出血が続く場合は注意が必要になります ...

胎盤、陣痛のトラブル用語

ていちたいばん

胎盤が子宮口付近にある(通常に比べて胎盤が低い位置についていて、子宮口に近くなっている)ことで、妊娠経過とともに胎盤が上に押し上げられ、ほとんどの低置胎盤は改善されます。

妊娠中期で低置胎盤の確率は20~30 ...

胎盤、陣痛のトラブル用語

じんつうそくしんざい

陣痛を誘発させたり促進させたりするために用いる薬剤です。別名陣痛誘発剤と言われることもあります。

陣痛が強くならずお産が長引いたり(微弱陣痛)、破水したのになかなか陣痛がはじまらないときや、予定日を過ぎ ...

胎盤、陣痛のトラブル用語

ぜんくじんつう

陣痛かと思ったのに、不規則で強くなったり弱くなったりして、結局は痛みが遠のいてしまうこと。陣痛の予行練習だと思ってみてください。前駆陣痛は個人差があり、痛みが毎晩あり2~3週間続いた後に本当の陣痛が来る人もいれば、前駆陣 ...

胎盤、陣痛のトラブル用語

びじゃくじんつう

お産がはじまったのに、赤ちゃんを押し出す陣痛の力が、はじめから弱かったり、あるいは、お産の途中から弱くなってしまうことをいいます。初産の場合には多いようです。

経膣自然分娩を予定していても、微弱陣痛の場合、 ...

女性の体の変化の用語

りんげつ

妊娠36週0日~39週6日の妊娠10ヶ月目のことを臨月といいます。

赤ちゃんがいつ産まれても大丈夫という正期産は妊娠37週0日~41週6日なので、臨月とは若干時期がずれています。36週0日~36週6日までは臨月の期 ...

女性の体の変化の用語

はいらん

妊娠の準備として卵巣から卵子が飛び出すことを排卵といいます。排卵した卵子と精子が卵管で出会って受精が起こります。受精卵が子宮へ移動してきて子宮の中で落ち着くと(着床)妊娠成立となります。

排卵は月経初日から約2週間 ...

女性の体の変化の用語

せいり(げっけい)

成熟した女性の子宮から周期的に起こる、生理的な出血のことです。一般的に使われる生理とは「生理的出血」の意味で医学的には「月経」といいます。

子宮には、子宮内膜と呼ばれる粘膜層が存在していますが、排卵したけ ...

産後の体に関わる用語

にゅうせんえん

乳房がパンパンにかたく張って、痛みを伴います。また熱が出たときは乳腺炎の可能性が高くなります。 乳腺炎は乳汁のうっ滞している部分が細菌に感染して起こるため、乳汁の分泌がよい人はなりやすいようです。

乳腺炎にな ...

産後の体に関わる用語

さんじょくき

分娩が終わってから、母体が回復して、妊娠前の状態に戻るまでの期間(およそ産後6~8週間)を産褥期といいます。 お産の疲れがまだ残る時期なので、家事は家族などに協力してもらい、赤ちゃんと一緒に寝たり起きたりしながら、無理のな ...