早産
そうざん
妊娠22週から37週未満で赤ちゃんが生まれることをいいます。現在(2010年)の医療技術によって生後生存していけるギリギリのラインが22週です。34週を過ぎて、赤ちゃんの体重が2000g以上であれば、37週以降で生まれる正期産の場合とほとんど変わりなく育ちます。
以前は原因不明の早産も数多くありましたが、そのほとんどが感染によるものだと最近わかってきました。腟から細菌が入り込み、それをやっつけようとするときに子宮収縮を促す物質や、赤ちゃんを包んでいる卵膜を溶かす物質などが出てきてしまうようです。
このことから、健診時に感染の兆候を見つける検査を行う産院も増えています。また子宮口が早い時期から自然に開いてしまう「子宮頸管無力症」や、妊娠高血圧症候群など、お母さんの状態が悪くて赤ちゃんが早く体外に出ようとするケースなどもあります。
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