足の裏が臭い原因はここ!靴や汗の臭いの対策はデオドラントが効果的?
現代技術により、足の裏の臭い場所が特定された!
未来の技術を花王が発表
ビオレやエッセンシャル、サクセスなどの数々のヒット商品を手掛ける花王が、におい成分の存在状況を可視化する未来の技術を開発しました。
その名も、セントアイ(ScentEYE)。
セントアイは、足の裏の臭いの成分である「イソ吉草酸」が足の裏のどの部分に分布されているかを確認することができます。同実験では、足を洗ってからの時間経過とともに増加する様子を紹介しています。
- 入浴後(夜):臭いがほぼない状態
- 通勤後(翌朝):寝て起きるだけで足の臭いが発生
- 修行後(翌日夕方):全体的に色が変わり、最も臭う赤色の部分が現れる
足の裏の臭いの場所は、親指と人差し指の付け根あたり
足の裏で最も臭くなりやすい部分は、親指と人差し指の付け根あたりで、そこを中心に外側へ円を描くように広がっていることが明らかになりました。また足の外側の部分は、これだけの時間がたっても、臭いの成分がほぼ発生しないことも明らかになりました。
足の裏が臭くなるは、人によってその臭いが強い弱いは別ですが、生きていれば誰にでも起こる症状です。ではどうすれば、その臭いを緩和したり、また防ぐことにつながるのでしょうか。
足が臭くなる3つの原因
1.靴下や靴の臭いが怪しい
靴下や靴が臭い場合は、足が靴や靴下に覆われいる時間が長くなります。その結果、足が汗で蒸れるの状態になり、菌が発生し増殖し、さらにニオイが強くなっていきます。
靴下と靴を清潔に保つことで、臭いを防ぐことができます。
2.足の指の爪の臭いが怪しい
指先や足先の爪のニオイが臭い理由は、爪に詰まった垢が臭くなっているためです。爪にたまった垢には、ニオイの元となる皮脂や角質など汚れのかたまりです。
足の爪のケア方法は、入浴時に歯ブラシや専用ブラシに石鹸などの泡をのせて、ブラッシングがおすすめです。理想的なブラシは柔らかめで、毛先が細いものです。その方が爪と皮膚の間に入り込んだ垢などの汚れをより効率的に除去することができます。
また爪の長さを短く整えることも大切です。どんなにお風呂で爪をブラッシングしても、長い爪の奥にたまった爪垢は、掃除が困難です。決まったサイクルで、自分にあった爪の長さを保ちましょう。
3.足の裏の汗が怪しい
足のニオイの原因は、汗と繁殖した細菌が原因ですが、足裏にかく汗そのものにはニオイはほぼありません。足が臭くなる理由は、皮膚の表面に存在する菌によって汗や皮脂、古い角質細胞などが分解されるときに出るニオイです。
汗は菌が好む要素の一つで、菌がいる中で汗をかくと、菌がさらに活性化します。その結果、さらなる強い臭いニオイを発生させてしまいます。
足裏のニオイ対策には、角質除去と洗浄が効果的です。絶えず清潔にすることが利用の対策方法です。
足の臭いを防ぐ3つの対策方法
1.靴下を小まめに履き替える
すぐに気になる足の臭いニオイを消すには、一日に2~3回ほど靴下を履き替えてみてください。原始的な方法ですが、これが最もシンプルで効果的です。
汗や臭い、菌などが蓄積された靴下は、新しい靴下に履き替えるにより、短い時間でも足の湿度を下げて菌の繁殖をさせず、ニオイの発生を最小限に食い止めることができます。
もし可能であれば、靴下を交換する際は、汗拭きシートなどで足全体を丁寧にふき取り、足をしっかり乾燥させて靴下を履くと、よりニオイを抑えることができます。靴下の素材は、汗の吸収が良い綿や麻などが理想的です。
2.反応消臭(イオン消臭・分解消臭)の消臭靴下を履く
足のニオイはケアしたいけど、毎日靴下を履き替えるのは面倒という方は、靴下自体に反応消臭式の消臭方式を採用している消臭靴下がオススメです。一般的な靴下よりも少し割高になりますが、足の臭いを消すための対策費としては安いのではないでしょうか。
反応消臭式とは?
人間は数十万種類の臭いを感知できると言われていますが、一つひとつの臭いには、臭うカタチがあります。反応消臭(分解消臭・イオン消臭)とは、臭い物質を臭わないカタチに変化させて無臭化する消臭方式です。
または、靴下そのものを消臭剤としてしまう方法もあります。それは自分の靴下に消臭剤をつけて、消臭効果をもたらす方法です。この効果は抜群で、足の臭いが気になる方は、ぜひ試していただきたい方法です。
消臭剤を選ぶポイントは、反応消臭式を採用している消臭スプレーがオススメです。汗の発生そのものを抑制してくれれば、臭い対策にも繋がります。
3.人気デオドラント用品を使う
「制汗効果」で汗を押さえて臭いの原因を断つ
汗をかきにくくさせるような機能があるようなずデオドラント製品が人気です。汗をかくと、靴の中が高温多湿の状態になり、常在菌の活動も活発になって、その結果臭いが発生しやすくなります。
汗を抑えるタイプは、メンソールなどの清涼感のある成分で体感温度を下げたり、ミョウバンなどのように、汗腺から引き締めて制汗してくれるようなタイプがあります。
菌の繁殖を抑制して臭いを予防する「殺菌効果」
足の裏の臭いの最大の原因は、菌の繁殖です。足の裏にはもともと菌が住みついていますが、いつも悪さをしているわけではありません。常在菌は、靴や靴下の中が高温多湿の環境になると、菌が異常に繁殖して、臭いの原因物質である「イソ吉草酸」を発生させてしまいます。
冒頭でもご説明しましたが、これが臭いの大元です。
「イソ吉草酸」は悪臭防止条例などで指定されているほど強い臭い成分で、アンモニア臭よりも悪臭のレベルは比較にならないぐらい高くなっています。
この「イソ吉草酸」を発生させないためには、菌を殺菌するしかありません。デオドラント用品の中には殺菌率などを明示している製品があるので、殺菌率の高い製品で根本的な原因を解決しましょう。
嫌な臭いを消してくれる「消臭効果」
ここで注意したいのは、臭いの上に他の香りをかけただけで消臭されず、余計に臭くなるデオドラント製品があります。覚えておきたいことは、「消臭剤に香りがついていればいい」というわけではないということです。
消臭効果は、爽やかな香りは残して、臭い成分は中和してくれるような効果がある「反応消臭式」が理想的です。
足の裏の臭いを防ぐ3つの習慣
1.毎日足を丁寧に洗う
日本人の多くの人が毎日お風呂に入って、体を洗うことを日常生活で行っています。足のニオイが気になる人は、そのルーティーンの中に、新たな足の裏の洗い方を取り入れてみてください。
理想的な足の裏の洗い方は、お風呂に浸かる、または足湯をして3分以上たった状態で、足に水分を吸収させて、ふやかせた状態にした後に洗うことです。そうすることで、足の裏の汚れを浮き上がらせ、洗うときに汚れが落ちやすくなります。
洗うときは石鹸を泡立たせ、歯ブラシなどのけば立ったもので爪先を洗い、角質をケアするふっとケア商品で足の裏を洗うようにしてみてください。毎日の手入れの仕方で、足のニオイのケアは驚くほど変わります。
2.靴を履くときは靴下を履く
靴を履くときは、必ず靴下やストッキングを履くように心がける。素足のままで靴を履くと蒸れるため、臭いが発生しやすくなります。また靴の中には、吸湿性の高い中敷きもオススメです。
足のニオイをケアすることで怠ってしまいがちなのは、靴の中のケアです。どんなに足がきれいな状態になっていても、靴の中が蒸れた状態になっていては元も子もありません。帰宅後は、靴の中の湿気を取るアイテムを利用して、靴の中を清潔にしておくようにしましょう。
3.靴は一週間ローテーションして履く
足の裏は、一日で200cc(コップ一杯)の汗をかくと言われています。毎日同じ靴を履いていては、どんなに靴の中を清潔にしていても、ニオイが徐々に蓄積されていきます。
毎日同じ靴を履くことは控えて、最低でも2日以上は休ませてください。理想の靴のローテーションは、3~4日ぐらいの間隔をあけるのが望ましいです。
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