日本の水道水は、海外ミネラルウォーターより安全!
水道水の安全性 >海外ミネラルウォーターの安全性
日本の水道水は、蛇口からそのまま飲むことのできる珍しい国の一つです。これは私たち日本人は、みんな知っていることです。
しかし、海外製ミネラルウォーターより、日本の水道水の方が安全性が高いことはどれだけ多くの人が知っているでしょうか?
「水道水」がおいしくないと思ってる?
理由は、1980年代後半に「水道水はおいしくない」という調査結果が出たことが原因だと考えられています。この調査結果が世間に広まり、、多くの人が水道水を飲むことから離れていったと考えられています。 水道水がおいしくない理由は、塩素が水の中に残ってしまうからです。
塩素は消毒効果が大きく、大量の水に対して消毒するためにかかせません。蛇口のところで、水道水中の塩素を1リットルあたり0.1ミリグラム以上確保しなければならないということが、「水道法」という法律で定められています。
「蛇口で1リットルあたり0.1ミリグラム」の法定基準ぎりぎりまで塩素を薄めることで、水道水はおいしくなります。
1980年代後半から約25年がたち、水をきれいにする技術が発達して法定基準ぎりぎりの「おいしい水道水」が飲めるようになってきました。 マンションやビルでは貯水槽に貯められて、蛇口へたどりつきます。
浄水場で水をいくら高度に浄水しても、貯水槽が汚れていれば、そこで水は汚れてしまいます。古いマンションなどでは、貯水槽の劣化が問題で、おいしい水道水ではないことが多いです。
ミネラルウォーターと水道水の安全性の違い
水道水には水道法による厳格な規格があるのに対して、ミネラルウォーター類にはガイドラインがあるものの、さほど厳しい規格はありません。どちらかと言えば、より安全を考えた規格のもとにあるのは水道水ということになります。
国産のミネラルウォーター類は、殺菌処理を施しているので、その点で安全が守られています。しかし、海外のミネラルウォーター類は、安全性に疑問があります。
そこまで厳しい検査はされてません。また海外の水道水は日本と比べものにならないほど、きれいな水ではありません。
規格が厳しい水道水、規格がゆるいミネラルウォーター
水道水は、地下の水をくむミネラルウォーター類と違って、地表の水を使います。地表の水には汚れた水が集まりやすいため、より水道水の方が厳しい規格を設け、浄水処理も行っています。
水道水は本当にミネラルウォーターよりおいしい?
ミネラルウォーターの方が水道水よりもおいしいというのは、気のせいかもしれません。たださきほど説明した通り、古いビルやマンションの貯水槽等を利用されている場所では、水道水の味は違っていると考えられます。
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