コーヒーが健康に良い7つの理由。飲み過ぎなければ良い薬

仰天!?,健康カフェイン

コーヒーのポリフェノール量はワインとほぼ同じ

コーヒーは温かくて元気になるだけの飲み物ではありません。ここ数年、コーヒーの研究をしている学者たちが、さまざまな効果や効能を教えてくれています。

コーヒーについて知ることで、世界中から愛される飲み物の一つの理由がわかると思います。

目次:コーヒーが健康に良い7つの理由

  1. コーヒーは頭を良くする
  2. コーヒーは脂肪を燃焼させ身体能力を高める
  3. コーヒーは糖尿病のリスクを下げる
  4. コーヒーはアルツハイマー病やパーキンソン病のリスクを下げる
  5. コーヒーは肝臓にやさしい
  6. コーヒーは致死率を下げる
  7. コーヒーは栄養と抗酸化物質が含まれる
    ※コーヒーの成分とポリフェノール

妊娠中のコーヒーの摂取量には注意してください。

妊娠中はカフェイン摂取に気をつけよう

1.コーヒーは頭を良くする

カフェインには覚醒作用があり、世界中で飲まれています。朝起きて、まずコーヒーを飲むという人も多いのではないでしょうか。

脳内におけるカフェインの一番の働きは、アデノシンと呼ばれる神経伝達物質の抑制を阻止することです。アデノシンの抑制を阻止することで、脳内でニューロンが活性し、ドーパミンやノルエピネフリンなど、その他の神経伝達物質を放出します。

脳内のカフェインの効果は、多くの試験や検査で調べられていて、カフェインが気分を高揚させ、反応時間や記憶、覚醒などいわゆる認知機能を向上させることが証明されています。

2.コーヒーは脂肪を燃焼させ身体能力を高める

カフェインは中央神経システムに刺激を与え、新陳代謝を上げ、脂肪酸の酸化を促します。そのため、脂肪燃焼系のサプリにはカフェインが含まれています。

また、脂肪組織から脂肪酸を集めるなど、いくつかのメカニズムによって、身体能力を向上させる働きもあります。メタ分析により、カフェインは運動能力を平均で11~12%向上させることが分かっています。

3.コーヒーは糖尿病のリスクを下げる

2型糖尿病というのは、生活習慣によって起こる糖尿病です。457,922の被験者を対象にしたコーヒーを飲むことによる効果の研究では、糖尿病のリスクを下げる結果が見られたというデータもあります。

毎日コーヒーを飲む人は、飲まない人に比べて糖尿病になりにくくなることは確かなようです。

4.コーヒーはアルツハイマー病やパーキンソン病のリスクを下げる

コーヒーを飲むと脳の老化も防げます。研究によると、コーヒーを飲む人は、アルツハイマー病や認知症になるリスクが60%も低いことが分かりました。またパーキンソン病のリスクを32~60%引き下げます。

5.コーヒーは肝臓にやさしい

複数の研究で、1日にカップ4杯以上のコーヒーを飲む人は、肝硬変のリスクを最大で80%まで引き下げ、肝臓がんのリスクも40%まで引き下げます。また特定の肝疾患から身を守ると考えられています。

6.コーヒーは致死率を下がる

たまにコーヒーが体に悪いと考えている人を見かけますが、大きな間違いです。研究において、コーヒーを飲むことは、致死率とも関係があるということが分かりました。

特に、2型糖尿病には顕著な効果が見られ、コーヒーを飲む人は20年以内に死ぬリスクが30%も下がることが証明されています。

7.コーヒーは栄養と抗酸化物質が含まれる

コーヒー1杯に含まれている栄養分
  • パントテン酸(ビタミンB5):1日に必要な摂取量の6%
  • リボフラビン(ビタミンB2):1日に必要な摂取量の11%
  • ナイアシン(ビタミンB3)とチアミン(ビタミンB1):1日に必要な摂取量の2%
  • カリウムとマグネシウム:1日に必要な摂取量の3%

コーヒーには、ビタミンやミネラルなど多くの栄養が含まれています。
※上記以外の栄養分も含まれています。

コーヒーの成分

コーヒーの生豆には50%以上が糖類で、脂質、タンパク質が含まれています。それ以外には、ポリフェノールが約5%、カフェインが約1%含まれています。

ポリフェノールは、酸化を抑える物質で、がんや糖尿病、動脈硬化などの予防に有効です。コーヒーに含まれるポリフェノールのエピカテキンは、肥満細胞といわれるヒスタミンの分泌を抑えるといわれています。

ヒスタミンとは、蕁麻疹(ジンマシン)や花粉症の鼻水、くしゃみなどのアレルギーの症状を引き起こす化学物質です。

コーヒー1杯(約140 cc)には、約300 mgのポリフェノールが含まれていて、赤ワインとほぼ同じ量です。この量は緑茶の約2倍に相当します。

Posted by webclim11099