定型外送料の料金が値上げ。ヤマト配送問題の影響か!?
定形外郵便物の新料金は最大67%アップ
定形外郵便物の新料金
2017年6月1日から定形外郵便物の料金が値上がりします。50g以内の定形外郵便に限っては、120円から200円に変更で値上がり率は67%アップです。
重量 | 旧料金 ※2017年5月31日まで | 新料金 ※2017年6月1日以降 |
50g以内 | 120円 | 200円 |
100g以内 | 140円 | 220円 |
150g以内 | 205円 | 290円 |
250g以内 | 250円 | 340円 |
500g以内 | 400円 | 500円 |
1kg以内 | 600円 | 700円 |
2kg以内 | 870円 | 1,020円 |
4kg以内 | 1,180円 | 1,330円 |
定型郵便物の規格
定型郵便の最小サイズ
- 長辺14cm
- 短辺9cm
定型郵便の最大サイズ
- 長辺23.5cm
- 短辺12cm
- 厚さ1cm
追加された新たな定型郵便サイズ
- 長辺34cm
- 短辺25cm
- 厚さ3cm
※A4サイズの用紙が折らずに入る角形2号封筒程度の大きさ、厚さ3cm、重量1kgを超えるものの料金が新たに設定されました。
郵便はがきの料金も変更
2017年6月1日から郵便はがきの料金が値上がりします。年賀はがきに限っては、値上げは行われません。
重量 | 旧料金 ※2017年5月31日まで | 新料金 ※2017年6月1日以降 |
通常はがき | 52円 | 62円 ※1 |
年賀はがき | 52円 | 52円 ※2 |
※1 往復はがきは124円となります。
※2 年賀はがきの料金(52円)が適用されるのは、12月15日から翌年1月7日の間に差し出される以下のものに限ります。
- 日本郵便が発行する年賀はがき
- 通常はがきの表麺に「年賀」と文字を朱記したもの
ヤマト運輸のサービス見直しの影響力
宅配便の背景
- インターネット通販の拡大で、宅配便の数は年々急増
- 労働組合が2017年の春闘で、取り扱う荷物の量を抑えるよう、経営側に要請
国の対策
荷物のコンビニ受け取りや駅などに宅配専用のコインロッカーを設置する方針
ヤマト運輸の宅配サービス内容変更
1.当日の再配達締め切り時刻の変更(2017年4月24日より)
配送業務の負荷を減らすため、当日の再配達締め切り時間を1時間~1時間20分早められました。
受付方法 | (旧) 当日の受付締め切り時刻 | (新) 当日の受付締め切り時刻 |
セールスドライバー | 20時まで | 19時まで |
サービスセンター | 20時まで | 19時まで |
再配達自動受付 | 20時まで | 18時40分まで |
インターネット | 19時40分まで | 18時40分まで |
2.配達時間帯の指定枠の変更(平成29年6月中)
「12時から14時」の時間帯指定を廃止されます。今までドライバーが休みを取れていなかったため、休憩や時間調整の時間に設けられました。
(旧) ご指定可能な時間帯(6区分) | (新) ご指定可能な時間帯(5区分) |
午前中(12時まで) | 午前中(12時まで) |
12時から14時 | 廃止 |
14時から16時 | 14時から16時 |
16時から18時 | 16時から18時 |
18時から20時 | 18時から20時 |
20時から21時 | 19時から21時 |
3.基本運賃を値上げ(平成29年9月実施予定)
1990年以来、27年ぶりに5%から20%値上げ予定。値上げされる料金は、サイズが小さく、距離が短いほど大きくなる見込み。
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