9才の少女が、帝王切開で無事出産。妊娠期間は40週間
8才で妊娠、9才で出産した少女
メキシコで9才の少女が、女の子の赤ちゃんを出産したとのことです。
その少女は40週の妊娠期間を経て、出産したことを産院の院長であるエリケ・ラバゴ・ソロリオが発表しました。
赤ちゃんのパパは誰?
2013年1月にメキシコ西部にある病院で、子どもが子どもを産んでしまったと議論になっています。9才で出産ということは、8才のときに妊娠が分かっていたことになります。
赤ちゃんのパパは、17才の少年とのことです。父親は、現在行方が分からなくなっていて、警察が捜索中。
少女が低年齢であることから、出産は帝王切開で行われました。無事に女の子の赤ちゃんが生まれ、体重2500グラム、身長50センチでした。母親は出産後帰宅。母子ともに健康状態には問題ありませんが、精神的状態に問題がないか病院が心配しているとのことです。
少女の家族は?
少女は、ハリスコ州の州都グアダラハラから30キロほど郊外にある質素な村の大家族の娘でした。11人の兄弟姉妹がいますが、両親は別居していて、母親が全員の面倒を見ていたとのことです。
しかし、実際は一人で11人も子どもを見ることは難しそうです。おそらく母親は、十分に子どもの面倒を見きれない状態だったのだろうとされています。
メキシコはどんな国?
メキシコ保健省によると、10代の少女の妊娠はまれではなく、毎年14~18才の少女が約50万人が出産しています。しかし、メキシコのある生殖医療の専門家は、「10~12才の妊娠となると別問題」との見解を示しました。
世界初ではない9才の妊娠
9才の出産は、世界最年少妊娠ではありません。2011年に中国で、今回の少女と同じ9才の少女が出産しています。またペルーでは、1939年5才7ヶ月で出産したLina Medinaちゃんのニュースが有名です。
この少女は2才半で初潮を迎え、出産時生殖器官が成熟していたことが帝王切開を行った医師によって確認されたとのことでした。
少年少女の性成熟についての原因は肥満なのか、化学物質なのか、またはホルモンが生理学的変化に関係しているのか。それとも身体的な突然変異なのかなど詳細は未だ謎に包まれたままです。
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