新パッケージでもオールフリーはアルコール・カロリー・糖質のすべてゼロ
女性ターゲットを狙うオールフリー
サントリーの「オールフリー」は、アサヒのアサヒドライゼロとは真逆のターゲット層狙いで、完全に女性を意識しているのがわかります。缶のパッケージデザインが、かわいいです。
私の個人的な感想ですが、ノンアルコール系のビールは、この「オールフリー」または「キリンフリー」のどちらかがオススメです。
自由に飲めるのがオールフリー
オールフリーはアルコール分ゼロでカロリーもゼロ、おまけに糖質もゼロと3つの「ゼロ」を実現した世界初のビールテイスト飲料です。
こだわりの製造方法は、粒よりの麦芽を天然水で仕込み、一番麦汁だけを使用しています。0%のノンアルコール飲料の実現はドライバーをはじめ、スポーツ後やアウトドアなどいつでもどこでも“自由に飲める”のが一番の魅力です。
サンプリングから絶好調
30歳のサラリーマンは、「のどごしがビールっぽい。後味すっきりで、昼間からでも飲みたい」と初めて飲んだ感想をテレビでコメントしていました。
別の40歳男性は「ノンアルコール系のビールは、今ひとつ味に魅力がなかったが、これはおいしい」と今までのノンアルコール系のビールとは違いに驚いていました。
32歳の主婦からは、「缶が女性受けしそうなデザイン」とメーカーの狙い通りのコメントを引き出していました。
売れすぎて販売中止
オールフリーは販売開始から売れに売れ、大人気となりました。出荷数は予想をはるかに超えたため、2010年8月10日に一t時販売中止になりました。その後2010年9月7日から販売再開。販売直後から当初の予定注文より、2倍以上の勢いでした。
時代を先読みしたサントリーに商品開発力にはあっぱれです。
2017年リニューアル
ノンアルコールビールテイスト飲料「オールフリー」は2017年にリニューアル。新発売の商品は、5月中旬製造分から順次全国へ展開しています。
新しくなったオールフリーは、「“麦の旨み”“すっきりとした後味”に加え、仕込工程を見直すことで“軽快なのどごし”を実現」とのことです。パッケージも変更されています。
2018年2月デザイン一新
2018年2月オールフリーは、パッケージデザインをリニューアルしました。圧倒的な美味しさもまた進化したそうです。今回のNEWオールフリーは、プリン体ゼロもうたわれています。
ちなみに栄養表示基準では、100mlあたりプリン体0.5mg未満を「プリン体ゼロ」としています。
また注意事項としてはアルコール0.00%、カロリーゼロ、糖質ゼロという特性上、ビールや発泡酒と比べると凍りやすく、一般的なご家庭の冷蔵庫でも、チルド室や吹出口近くで保管すると凍結することがあるようです。
ニューヨークの国際コンテストで金賞受賞
New York International Beer Competitionは、2012年からニューヨークで毎年開催されている国際的ビールコンテストです。2017年は世界19ヶ国から400種類以上のエントリーがありました。
ノンアルコールビールの評価は、他のコンテストとは異なり、味わいだけではありません。価格を含めた市場価値を評価することが特徴とのことです。審査員はレストランオーナや輸入業者など業界の現役トレーダーが務めているとのことです。
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