赤ちゃんの鼻づまり対策。鼻水タイプや原因、気になる病気
赤ちゃんの鼻づまりを解消、呼吸を楽にする
赤ちゃんの鼻水は、体調管理ができているかを判断する基準の一つです。少し大げさに聞こえるかもしれませんが、鼻水の色や粘度、ウィルス性の鼻水かを見分けて健康状態を確認することができます。
また生まれたての赤ちゃんに限っては、口呼吸がまだできません。基本的にずっと鼻呼吸なため、鼻が詰まっていると苦しくなってしまいます。いつも赤ちゃんの状態を気にしてあげてください。
ただ花粉症で鼻水が出ている可能性もあるので、無色透明でも鼻水が止まらないときは、一度病院で確認するようにしましょう。
赤ちゃんの原因や鼻水のタイプ
そもそも鼻づまりが起きやすい
赤ちゃんは鼻が小さいため鼻の穴も小さく、空気の乾燥や気温の変化に対応ができなかったりします。また生まれたばかりなので免疫力が弱いです。
赤ちゃんは私たち大人よりも鼻の構造的にも、免疫力的にも鼻水が出やすいです。その結果、鼻づまりも起こりやすくなります。
鼻水の色が透明
無色透明の鼻水は、気温差がある環境が影響していることが多いです。例えば、冬場の寒い外から温かいうちの中へ入ったときやその逆もしかりです。この鼻水は、さらさらしているため口のあたりまで流れてしまい、よだれと区別がつかなくなるので注意したいです。
鼻水の色が黄色
黄色磨かった鼻水は、ウイルス感染した証拠です。透明な鼻水はさらさらしていますが、ウイルスに感染した鼻水は粘々、ドロドロしています。鼻づまりを引き起こす原因になりやすいので、固まる前に取りきってあげましょう。
鼻水対処法6選。鼻水吸引がオススメ
1.鼻水吸引
A)ストロータイプ
片方のストローの口を赤ちゃんの鼻に近づけ、もう片方を親の口元につなぎ、赤ちゃんの鼻水を吸引するタイプです。昔からある定番のアイテムになります。赤ちゃんの鼻水を吸引するとき、様子を見ながらゆっくりやってあげてください。
B)スポイトタイプ
スポイトを押して、その吸引力で赤ちゃんの鼻水を吸引するタイプです。サイズも小さく、外でもすぐにバッグから取り出せるので、一つ持っておくと便利かもしれません。吸引力が弱く、また大量の鼻水を吸い取ることには向いていません。
C)電動タイプ
写真で赤ちゃんの鼻水を吸引できる便利アイテムがあります。昔は大きなものしかありませんでしたが、最近では持ち運びに便利なコンパクトなもの出回っています。
2.綿棒で取る
おうちにある綿棒で、赤ちゃんの鼻水を取り除くことができます。透明な鼻水の場合は重宝しますが、ウイルス性の粘々した鼻水は取り除きにくいかもしれません。
あまり鼻の奥まで綿棒を押し込まないようにしてあげてください。鼻の粘膜が傷ついてしまい、出血してしまうこともあります。
3.生理食塩水や母乳で緩める
生理食塩水や母乳を点鼻薬として使う方法です。赤ちゃんを仰向けに寝かせて、スポイトでそれらを直接たらします。スポイトの代わりに綿棒や綿棒などを使ってもいいかもしれません。
生理食塩水は、0.9%の濃度の食塩水のことです。作り方は500gの清潔な水に、約5gの食塩を入れてください。
4.ティッシュを使う
今回のグッズの中で、一番私たちの身近にあるティッシュでも鼻水を取り除くことができます。ただ普通のティッシュで何かも鼻水をとると、肌荒れを引き起こす原因となってしまいます。
ティッシュを使うときは、鼻セレブなどやわらかいティッシュで優しくしてあげることが望ましいです。
5.体や鼻を温める
鼻づまりは、血液の流れを良くしてあげることが効果的です。お風呂に入って体を温めてあげたり、ガーゼやタオルを温めて、鼻の付け根にあててあげると解消されることがあります。
6.医者で取る
赤ちゃんグッズが進化していろいろな吸引グッズや吸引方法がありますが、赤ちゃんがどれも嫌がってしまったときは、医者に行って鼻水を吸引してもらいましょう。やっぱり先生がやるのと、私たちがやるのでは勝手が違いますからね。
鼻づまりで起こりやすい症状
肌荒れ
肌荒れにならないようにケアしていても、鼻水で肌荒れをしてしまうことがあります。荒れてしまった肌には、ベビーオイルや保湿クリーム、ワセリンなどでケアしてあげてください。肌荒れしていなくても、防止策として赤ちゃんにぬってあげてもいいかもしれません。
中耳炎
鼻水を放置しておくと、菌が鼻から耳に入って耳炎になってしまうことがあります。鼻水が出るたびに、中耳炎になる子もいます。一度中耳炎になってしまうと、治るまでに時間がかかるので気をつけましょう。
病気鼻水と気温差鼻水の見極め
基本的には無色透明な鼻水は安心で、黄色がかった鼻水がウイルスの判断で間違いありません。透明な鼻水の場合でも、体調が悪そうであれば、病院で見てもらうようにしましょう。
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