子どもの食べ物の好き機嫌いは、お皿の彩りでなおせる

子育てコラム偏食

彩り豊かなご飯で子どもの嫌いな食べ物を克服!

あなたのお子さんは、食べ物に好き嫌いはありませんか。トマトやピーマン、人参が嫌いなお子さんはおおいですよね。

そんな子どもの嫌いな食べ物は、お皿の盛り付け方で克服できる可能性があります。またお子様ランチには、食べ物の好き嫌いを直すための工夫がされているって知っていましたか。

最近わかった研究成果

大人でも子どもでも、好き嫌いを克服するのは大変です。アメリカにあるコーネル大学の新しい研究成果によると、食事に特定の色数があると、好き嫌いが多い人も食欲がわきやすくなることがわかりました。

子どもの場合は、一皿に7つの食材と6つの色があるのを好む傾向にあることがわかりました。大人の場合は、一皿に3つの食材と3つの色があるのを好むそうです。この説に従って食事を作れば、味や香りではなく、視覚に直接訴えかけることができます。

お子様ランチ

お子様ランチには、色とりどりの食べ物がプレートに載っていますが、あれは子どもの好き嫌いをなくすために考えられた究極のランチかもしれませんね。家でも彩りを気をつけるだけで試せるので、ぜひチャレンジしてみてください。

彩り豊かななお子様ランチ


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なぜ好き嫌いをしてしまう?

人間の味を感じる味覚の種類は、全部で6種類あります。これらの味覚の感じ方で、好きな食べ物と嫌いな食べ物に分かれていきます。また好き嫌いは味の他に「におい」と「食感」が、関係してきます。特に小さなお子さんの場合は、食感が大きく影響します。

その理由は、歯の発達と関係して、食べにくいものを口に入れると嫌いになってしまうことがあります。そのため固い食べ物や食べにくい食べ物は、嫌いになりやすいです。

その特性を逆手にとって嫌いな食べ物などは、やわらかくしてあげたり、食べやすくしてあげることで、克服できることがあります。

甘味、塩味、旨味は好きになる傾向

子どものころから好む味は、体を作るのに必要な栄養素が多く含まれる食べ物です。好きというよりは、抵抗なく食べれる、または違和感なく食べれる食べ物になります。

苦味、酸味、辛味は嫌いになる傾向

これらの味は、腐敗や毒のように体にとって害になるものにもつながるため、私達にとって本能的に受け入れにくい食べ物です。ピーマンやトマト等の食べ物が、嫌いな食べ物の代表格になってしまう理由はここにあります。

1歳児の食べ物の好き嫌いは、成長の証拠

1歳前後の赤ちゃんは、口当たりがよければ肉や野菜など何でも食べる傾向が強いです。しかし1歳を過ぎると、味や色、そして食べ物の形の区別ができるようになるため、今まで食べていた物を好まなくこともあります。これは赤ちゃんが、成長している証拠です。

子どもは不思議なことに同じ食べ物でも形や大きさを変えたり、調理法や味付けを変えるだけで食べてくれるケースもあります。例えば小さい子は軟らかいものが好きだと思いがちですが、野菜なども煮込んだりするだけでなく、生野菜のままであげてみましょう。

Posted by webclim11099