保育園(保育所)に預ける親の準備。保護者としての大切なこと
子どもを預けている時間の「不測の事態」に備える
2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震が起こりました。その予測できない事態が起きたとき、日本中の多くの家族同士の連絡が取れませんでした。
もし保育園や保育所に子どもを預けている時間に地震がに起きたら、私たち保護者は何をすればいいのか、何ができるのか想像できますか。
「万が一の不測の事態に備えて、どういう行動をとればいいのか」を家族で十分に話し合っておきましょう。
地震に備える確認事項
1.保育園に伝えること
1)連絡先
携帯電話番号、自宅電話番号、会社電話番号、複数のメールアドレスを伝えておきましょう。連絡先は、できるだけ多く知らせておくことが望ましいです。
2)外出する場合の保護者の行き先
外回り、出張などで職場以外の場所に行く日は、その都度連絡ノートに書いておきましょう。
3)転居や転職に伴う連絡先の変更
入園時に伝えた連絡先に変更がある場合は、その都度連絡するようにしましょう。
4)通勤に使う経路
保護者が通勤に利用する路線情報を、園側が把握できるようにしておきましょう。
2.保育園への確認事項
- 保育園の連絡先
- 非常時の避難先
- 自宅から保育園までの送迎バスルートや徒歩ルート
3.夫婦間、その他の確認事項
1)夫婦間の取り決め
公共交通機関がストップして迎えに行けない場合や電話がつながらないときは、どういう行動をとるのかを夫婦の間で決めておきましょう。
2)小銭の準備
携帯電話が使えない場合に備えて、鞄や財布のどこかに小銭を準備しておきましょう。
3)身元確認
子どもが一人になってしまった場合に備えて、名前や連絡先、血液型を記した身元確認できる物を子どもに持たせておきましょう。
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