子どもの偏食は何が原因?嫌いになってしまう3つ要因
あなたの子どもは偏食についての悩みありませんか?
「ご飯を食べない」「野菜を食べない」「お菓子が大好き」など、子どもは親が思っている通りに中々ご飯を食べてくれません。子どもの偏食が続いてしまうと、成長してからもその影響を残してしまいます。
どうして子どもは偏食になってしまうのでしょうか。
偏食になってしまう3つの原因
初めて食べたときの印象
初めて食べたときおいしくない印象が、そのまま残ってしまい食べなくなってしまう場合が多いようです。親が知っておいてほしいのは、子どもは反射的に「苦いもの」「酸っぱいもの」に対して、本能が働き拒絶してしまいがちです。
見た目や触感などによっても、好き嫌いの原因になってしまいます。リンゴは食べないけど、アップルパイは食べるみたいなことが往々にしてあります。最初から無理矢理食べさせるのではなく、調理方法を工夫してあげたいですね。
・季節はずれの食べ物を与えずに、なるべく旬なものを食べさせる
・調理方法を工夫する
環境による影響
ママとパパは好き嫌いが多かったので、子どもには何でも食べてもらいたいと思う親が多いようです。そう思ってしまうのは当然です。
ですが、子どもは親の行動を見ています。子どもは三歳までに目覚ましい成長をとげます。それまでに見たり、食べたり、感じたりしたものが「食事」にも影響します。
まずは親が模範となる必要がありそうです。親が食べないものは、子どもも食べなくて良いと判断してしまったら、これは中々直すことは難しいです。子どもに好き嫌いをなくさせてあげたいと願うなら、ご両親の食生活から改善したいですね。
参照:シナプス・ニューロンは3才で80%、脳は6才で約90%が完成
・親が子どもの模範となるよう努力する
遺伝的な原因
一概に「遺伝」と決めつけることは難しいですが、食生活環境が昔の時代と比べるとガラリと変わってきているため、牛乳や卵、大豆に小麦粉、そばやピーナッツなどアレルギー対象のものが増えてきています。
子どもが食べるときの過敏な反応、食べ終わった後の体調不良などがあった際は、石に相談して検査を受けましょう。
遺伝的に受けつけないアレルギーなどの可能性を考慮しておく
成長する段階で味覚は変わる
「数年前は食べれなかったけど食べれるようになった」、「大人になったらおいしく感じた」のように味覚は年齢と共に変化します。
子どもは苦買ったりすると本能的に「毒」だと思い食べようとしませんが、年齢を重ねるにつれ、ワサビや唐辛子の辛さだったり、コーヒーのほろ苦さが受け入れられるようになってきます。
子どもの偏食は大変ですが、そこで諦めるのではなく、このタイミングではなかったぐらいの感覚で見守りましょう。そして、徐々に少しずつ食べられるものを増やしていきましょう。
忘れてはいけないことは、食事は楽しいものだと子どもに伝えることが一番大切です。楽しくないと、何を食べても栄養になりませんからね。
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