妊娠中に寝れないママが多いらしい。熟睡するための3つの習慣
妊婦さんの不眠の原因と対策方法
妊娠中に眠れなくて困っている人は、多くの妊婦が抱えている悩みのようです。まだおなかも大きくなってない、胎動も激しくない。でも眠れない日々が・・・。
毎晩スヤスヤ眠るために、知っておきたい3つの食習慣をご紹介します。
妊娠中に眠れない3つの原因
1)精神的影響
多くのママは、妊娠すると赤ちゃんを授かると喜びを感じます。その後、命を授かったという大きな責任を感じるようになっていきます。その責任は、時間が経つにつれて大きくなっていき、初産のママにとっては重荷になってしまう方もいるようです。
心のバランスを保つには、ママの性格や初産であるかで大きく変わってきます。これらと同じくらい大切なことは、ママの周りにサポートする人たちがいるかどうかです。
今の素直な気持ちを自分の中で貯め込み過ぎず、声に出して家族に伝えていきましょう。そうすることで精神的に開放され、思っている以上に楽になります。妊娠の喜びと不安は、表裏一体です。誰もが感じることなので、頑張って乗りきりましょう。
2)妊娠中の体内のホルモン変化
妊娠初期は、プロゲステロンというホルモンが多く分泌され、体温が高い状態が維持されます。それが原因で眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなります。
妊娠中期になると、今度はエストロゲンというホルモンが多く分泌され、眠りが浅くなります。このホルモンの影響は妊娠後期まで続くので、寝れない妊婦さんは眠れるようにするための工夫が必要です。
3)妊娠後期の体の変化
妊娠後期はお腹が大きくなり、赤ちゃんによって膀胱が圧迫されます。これらにより、「寝返りすると起きてしまう」、「頻尿になりトイレの回数が増える」ため、不眠症になってしまいがちです。
またこの頃は、胎動が激しくなってきます。ようやく眠れそうになったと思ったら、おなかの赤ちゃんに睡魔を邪魔されてしまうことも珍しくありません。
熟睡するための3つの習慣
妊娠中は上記の心や体の変化によって、眠り辛くなります。それを解決するためには、眠りについきやすいように工夫をする必要がります。自分に合う方法を見つけて、少しでも楽に寝れるようにしましょう。
1)寝る前の乳製品
寝る前に暖かいミルクを飲むと、眠りやすいという話しを聞いたことはありませんか?
ミルクには、「トリプトファン」というものが含まれていて、これがが眠りを促進してくれます。トリプトファンは、体内に入ると「セロとニン」、「メラトン」という物質に変化します。これらは、精神を沈めてくれる作用があり、快眠をサポートしてくれます。
オススメの乳製品の取り方は、ホットミルクにはちみつを少量加えたものがいいかもしれません。おなかの状態にもよりますが、くれぐれも飲み過ぎてはいけませんよ。コップに半分ぐらいがいいでしょう。
2)安眠=夜食との付き合い方
多くの女性の頭には「夜食を食べると太る印象」が、あるのではないでしょうか?
確かに夜食は食べ過ぎると、すぐに太ってしまいます。一口、二口程度の夜食は、睡眠に良い効果があることがわかっていて、眠れない人は試してみる価値ありです。
最初に取り上げた「寝る前に乳製品」と合わせてするのがオススメです。チーズとパン、牛乳とシリアル、ヨーグルトとクラッカーなどの組み合わせが良さそうです。夜食の食べ過ぎにはくれぐれも注意してください。
3)カフェイン摂取に気をつける
カフェインには、覚醒作用があります。そのため寝る前に摂取すると眠りが浅くなったり、眠れない原因になってしまいます。熟睡のためには、寝る5時間ぐらい前から意識してカフェイン摂取を控えるようにしましょう。
カフェイン摂取量で気をつけたい飲み物は、コーヒーよりも紅茶や玉露です。紅茶や玉露には、コーヒーよりもカフェインが多く入っています。寝る前のコーヒーが習慣になっている人は、ノンカフェインのコーヒーに切り替えた方がいいかもしれません。
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