体温を1℃上げて冷え性を改善!脂肪燃焼や免疫力アップ効果
理想の体温(平熱)は36.5度を目指せ!
体温が1度下がると免疫力は37%低下し、体内酵素の働きが悪くなると言われます。すると冷え性になる可能性が高くなります。
冷え性の辛さは多くの女性が体験していますが、肌荒れや生理痛、不眠などの体の不具合を引き起こす引き金です。
では体温を上げるには、どうすればいいのでしょうか。
高体温と低体温の違い
一昔前、低体温症は女性に多く見られる症状でしたが、ここ数年で男性にも低体温になる方が増えてきています。一般的に健康な人の平熱は、約36.5度です。
理想の体温の人は、細胞の新陳代謝が活発に行われ、免疫力も高くなり、病気にかかりずらい状態を保つことができます。
しかし、体温が36.5度から離れていけばいくほど、免疫力が低下していき、風邪やアレルギーなどの症状になりやすいです。子どものころはアレルギーがなかったが、最近になってアレルギー反応が出るようになった場合は、昔に比べて体温が低いことが原因の可能性があります。
また体温が低いと血液の循環も悪くなるため、脂肪が燃えにくく、むくみも起こしやすくなるなど健康被害だけでなく、肥満の原因にもなります。
さらに、低体温は太りやすく痩せづらい体質になってしまうばかりか、肌荒れやくすみ、便秘などの原因にもなりかねません。
低体温の症状
- 肌荒れ
- くすみ
- 便秘
- 生理痛
- 生理不順
- 肩こり
- 頭痛
- めまい腹痛
- 体のだるさ
- 肥満の原因(脂肪が燃えにくく、むくみ)
- 不眠症
- 花粉症
- 腰痛
低体温の原因となる生活習慣
- 食生活の乱れ(冷たい食べ物や飲み物、甘いものを毎日食べる)
- 薄着(素足・ミニスカート)
- 運動不足
- 過度なダイエットをしている
- 日常に強いストレスを感じている
低体温を改善する3つの方法
1.温める
毎日食べる1日3食の食事は、食べる物によって体を温めたり、冷したりします。体を温める食べ物や飲み物を積極的にとるようにしましょう。
また良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルをしっかり取ることで体から熱が産まれます。低体温を改善するためには、食事の上手な取り方が一番大切です。
1)体を温める野菜
- 生姜
- にんじん
- にんにく
- 玉ねぎ
- 長ネギ
- 大根
- ごぼう
- ニラ
- しそ
2)体を温める魚介類
- さけ
- さば
- さんま
- まぐろ
- えび
- イカ
- カキ
- あさり
- しじみ
3)体を温めるその他の食べ物
- 牛肉・鶏肉・豚肉
- そば
- 梅干し
- 納豆
- チーズ
2.熱を産む
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動でも、体は熱を発生させます。日常的に運動を取り入れることは、体の血の巡りを良くすることにつながり、その結果、体は継続的に熱を生みだしやすい状態になります。
3.熱が逃がさない
おへその下とその真裏の腰にカイロを挟み貼りし、直接保温する(シャツや肌着の上に貼る)。冷えた内臓を温め、内蔵の機能低下を改善します。(必ずカイロの取り扱い方法を読み、説明に従ってご使用ください。)
足はレッグウォーマーや、ハイソックスでたえず暖めるようにしましょう。お風呂に入れないときは、足湯をしてあたためましょう。
定期的に体温を計り、意識を変える
まずは、あなたがどれぐらいの体温なのかを知ることが大切です。体温測定は朝起きて、体を起こす前に測りましょう。体温計測は1週間を通して連続して測り、平均値を出して平熱をチェックしてください。
その結果、平熱が35度台前半の方は、完全なる低体温症なので改善が必要です!多くの女性は、低体温症なことが多いです。改善するためには、自分が低体温症なことを認識し、それを改善する意識を持つことが重要です。
低体温症は、生活習慣を少し見直すだけで、改善することができる場合もあります。とはいっても、平熱がいきなり1℃上がることは難しいです。低体温症の改善は、小さなところからコツコツと実行していき、「平熱36.5℃」のゴールを目指していきましょう。
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