育児と仕事の両立。実行するには強い意志と覚悟が必要

産後の生活設計心得

家事と育児はサラリーマンの年収を超える

育児と仕事の両立

主婦の働きは年収約1,500万円相当

2006年5月にヤフートップで驚きのニュースがありました。それは雇用情報を提供するアメリカのサラリー.com社が調査結果です。主婦が行っている炊事や洗濯、掃除、育児までこなす主婦の働きは、年収約1,500万円相当にあたると独自の試算を発表しました。

同社の調査によると主婦の作業時間は、週91.6時間と会社の平均就労時間の2倍以上の激務。その役割は保母や料理人、家政婦など主婦がこなしている主な10項目をそれぞれの作業時間から賃金を算出したとのことです。

年収1,500万円は、職種でいうと裁判官並の年収を表しています。それぐらい専業主婦は大変だということです。

仕事と育児の両立を考える

様々な人が、いろいろな理由で仕事と育児の両立を考えています。もし仮にそれを1人で全てこなすること考えているのであれば、体力的にも、精神的にも強い意志が必要になってきます。そしてそれは、並大抵の覚悟では務まりません。

シングルマザーやシングルファザーにとっては厳しい道のりになります。親、兄弟、職場などの助けてもらい乗り越えましょう。パートナーがいる場合は、よく相談し助け合いながら両立を考えましょう。保育園のお迎え、残業になったときの夕食の準備、話し合うことで解決できるはずです。

保育所は誰もが利用できるものではない

無事に体の丈夫な子どもが生まれて、子どもを保育所に預けて再就職と考えているママは多いのではないでしょうか?認可保育所に子どもを預けるには、保護者に子どもを預ける必要性が認められなければなりません。

保育所の一般的入所基準

  1. 自宅外で仕事をしている
  2. 自宅内で日常の家事以外の仕事をしている(自営業、内職)
  3. 妊娠中であるか、又は出産後間がない(産前、産後2ヶ月間)
  4. 病気や怪我をしていたり、体や精神に障害がある
  5. 同居の親族を常時介護している
  6. 災害の復旧に当たっている
  7. その他1~6と同等の状態にあると認められる

申請時期

年度初めの4月入所は、一般的に前年秋以降、各市町村で期間を決めて一斉に申込を行っています。年度途中からの入所は随時受付ていて、定員に空きがあれば入所できます。産休明けなどに合わせて入所できるよう、予約を受付ける保育所もあります。
※詳しくは各市町村の窓口へご相談ください。

ママが再就職をするための心得

  1. 技術習得はすぐに収入にはつながらないが、将来的に役に立つ
  2. 職場選びは、自分の環境にあった会社探す
  3. 職場環境作りは、子どもの預け場所、パートナーがいればパートナーの理解が必要
  4. 金銭面理由だけの再就職しても、仕事にやりがいを感じれないと長続きしにくい

Posted by webclim11099