男の子と女の子の赤ちゃんが生まれる確率は同じじゃない!
生まれてくる赤ちゃんは、男の子の可能性が高い
妊娠してから、十月十日経つと待ちに待った出産です。出産するとき、生まれてくる赤ちゃんの性別の確率(男女)は、実は同じではありません。
あなたのおなかから生まれる赤ちゃんは男の子でしょうか、女の子でしょうか?結論から申し上げると、確率的には男の子が生まれる可能性が高いです。理由は、これまでの統計情報を見れば明らかです。
出生率について確認
出生率とは 「女性が一生に生む子どもの数」 を示していることは知っている人は多いと思います。でもこの出生率がいくつだと人口が増えていく傾向にあるのかを知らない人は多いのではないでしょうか?
1人の女性が赤ちゃんを1人産んだ場合出生率は、1.0になります。出生率が1.0以上になれば人口が増えていくと思ってしまいがちですが、実はそうではありません。
出生率が1.1になったとしても人口は増えません。生まれてくる赤ちゃんは約2分の1で男の子と、女の子に分かれます。言うまでもありませんが、子どもを生めるのは、女性に限ります。人口が増加するには、 男性の分まで出生率を増やす必要があるため、女性は赤ちゃんを少なくとも2人以上生むことが条件になります。
もっと正確に説明すると出生率2.0では、人口の横ばいを示すだけで人口は増えません。 人口が増えていく出生率は「出生率2.08」と算出されています。
出生率の低下は、国を衰退させる!?
2003年出生率は1.29、2004年出生率は1.28、2005年出生率は1.26、2006年出生率は1.29、2007年出生率は1.34、2008年と2009年の出生率は1.37となっています。
出生率の低下は、人口を減少させます。すると仕事をする人が減るため、日本の全体の労働力(お金を生む力)が落ちることにつながります。その結果、国の衰退にもつながってくるのではないでしょうか?
そうならないようにするため政治家たちは、少子化問題についていろいろと知恵を絞っています。しかし、全く結果がついてきていません。
あなたは、少子化問題の解決策はどのようにすればいいと思いますか?
男の子が生まれる確率の方高い!
さきほど2.01以上であれば人口が増えると説明いたしましたが、なぜ「0.07」が加えられているのでしょうか。これにはいくつか理由があります。
その理由の一つは、今までの出生性別の統計データ(実際に生まれた赤ちゃんの男女比)を計算すると、男と女の生まれる確率は50%ずつの振り分けではありません。あまり知られていませんが、実は若干男の子の方が生まれる確率が高いことが分かっています。
男の子と女の子と生まれる確率(出生性比)は、女の子が生まれる確率は約47.4%、男の子が生まれる確率は約52.6%です。
兄弟や姉妹が生まれる確率の方高い!
二人の子どもができて兄弟や姉妹ができる組み合わせは、男男、女女、男女、女男の4パターンです。それぞれの組み合わせになる確率は、約22~28%になります。
男女の組み合わせパターンの確率
1人目も、2人目も男の子の確率
52.6%×52.6%=27.67%
1人目も、2人目も女の子の確率
47.4%×47.4%=22.47%
1人目が男の子、2人目が女の子の確率
52.6%×47.4%=24.93%
1人目が女の子、2人目が男の子の確率
47.4%×52.6%=24.93%
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