脱毛器ケノンは買って大丈夫?使った感想とクチコミまとめ
脱毛器ケノンのメリットとデメリットを確認する!
家庭用脱毛器には、ソイエやノノーヘア、トリア、ラヴィなど様々なものがあります。その中でも、私が自信を持ってオススメする家庭用脱毛器の「ケノン」をご紹介します。
「ケノンって実際のところどうなの?」って思った人たちが見て、購入するかの検討材料になってくれれば、これ幸いです。
ケノンのクチコミ
家庭用脱毛器ケノンには、様々な良いクチコミと悪いクチコミがネットを中心にあげられています。その中でもケノンの特徴がわかる代表的なものをピックアップしました。
良いクチコミ
- 毛量が減ってきた
- 毛が薄くなってきた
- 毛質が剛毛から、細くなってきた
- 短時間、ジェルなどが必要なく簡単、いつでも好きなときにできるのが便利
- 脱毛サロンに行かなくてよくなった
- 1年かけた結果、剛毛からツルツルになった!
悪いクチコミ
- レベル10で照射をしたら、肌が真っ赤になった!
- トータル的に費用がサロンより安いと思ったけど、使った後肌が荒れた
- 7回照射したけど、効果がなかった
- 「あらゆる部位に効果がある」を信じてみたが、○○には効果がなかった
- 継続利用が難しく、私には合わなかった
ケノンの悪いクチコミを検証する!
1.「ケノンで肌が荒れた」クチコミについて
悪いクチコミの中で一番多いのが、ケノンを使った結果、肌が荒れてしまった人が多いようです。頭に入れておきたいことは、ケノンは家庭用脱毛器とはいえ、脱毛サロンのプロのスタッフが使っているのと同じフラッシュ脱毛器です。
当然プロのスタッフは、お客さんの肌の強さを伺いなら、細心の注意を払いながら、気になる場所の毛の脱毛をしてくれます。お客さんの肌を荒れさせてしまっては、脱毛サービスが成り立ちませんからね。
フラッシュ脱毛器であるケノンは、脱毛サロンのスタッフと同様、肌の強さに合わせて照射レベルを調整し、慎重に扱うべきです。
ケノン購入者がやってしまいがちなのは、「早く脱毛したいから、最初から強い照射レベルでやってみよう」とすることです。もし自分の肌の強さがわからず、敏感肌なのに最も強い照射レベル10でやってしまったら、その結果どうなるか誰もが想像ができることです。
ケノンを初めて使う人は、自分の肌の強さを調べるためにも、照射レベル1から徐々に上げていくようにしましょう。そうすることで、ケノンを使っての肌荒れは、起こらなくなるのではないでしょうか。
ケノンで肌が荒れた場合
自分に合った照射レベルを使うことで改善できそうです。
2.「ケノンの効果がなかった」クチコミについて
次に悪いクチコミが多かったのは、「ケノンの脱毛効果」に関するモノです。ケノン購入者の中には、今まで脱毛経験がなかった人たちが一定数いるようです。
エステなどで脱毛経験がある人たちは、「体毛がこんな仕組みでできている」、「脱毛するためにはこれぐらいの期間がかかる」などと言った脱毛に関する情報を教えてもらい、知識とし備わっています。
しかし、脱毛経験がない人たちは、その多くの人が脱毛に関する知識がありません。そのため脱毛初心者の人は、「そんなに評価されているケノン脱毛器なら、数回使ったらキレイに脱毛できるのだろう」と、脱毛器のことをよく知らない人がしがちな誤解をしてしまいます。
ケノンは説明書に書かれている通り、一定の間隔で継続して照射し続けなければ、脱毛効果を得ることはできません。
ケノンの効果が感じられない場合
説明書を読んで正しくケノンを使うことで改善できそうです。
定期的に照射しないと脱毛効果を得られない理由
顔や髪、手や脚、脇の下やVラインなどの体毛には、休止期、退行期、成長期の3つの周期があります。それらの毛の周期は、生えている部位によって毛の成長スピードや生えかわりの日数が異なるため、顔と身体を同時に脱毛しても顔のムダ毛が先に伸びてきてしまうのです。
一番毛周期が長いのは頭髪で、10日間に3~4ミリ伸びて3~4年問で退行期に入り、自然と抜け落ちていきます。眉毛は毛周期が短い部位のひとつで、3~4カ月で生えかわります。
体の部位別「毛」の生え変わり目安
- 髪:1日で約0.3ミリ伸びる。生え変わりスピードは約2ヶ月
- 眉毛/まつげ:1日で約0.18ミリ伸びる。生え変わりスピードは約3ヶ月
- 脇の下:1日で約0.3ミリ伸びる。生え変わりスピードは約4ヶ月
- 手/脚:1日で約0.18ミリ伸びる。生え変わりスピードは約3~6ヶ月
- Vライン:1日で約0.2ミリ伸びる。生え変わりスピードは約4ヶ月
フラッシュ脱毛は、メラミン数値が最も高い成長期に行うと効果が高いと言われています。1回のフラッシュ脱毛では、休止期、退行期、成長期の3種類の毛に対してアプローチしているため、同じ箇所のすべての毛にアプローチするには、最低3回は照射する必要があります。
数週間後に照射する際、前回休止期や退行期だった毛のすべてが、成長期になっていると考えるのは現実的ではありません。そう考えると、3回の脱毛ですべての毛に対して、成長期でアプローチすることは不可能です。
キレイに脱毛するためには、3回以上の脱毛回数が必要なことが理解いただけると思います。
さらに言えば、成長期の毛に対して1回のフラッシュ脱毛でアプローチできたからと言って、その毛を完全に根絶したわけではありません。フラッシュ脱毛のアプローチは、成長期の毛に対してダメージを与えた認識が正しいです。
気になるところの「毛」に対しては、粘り強く継続的に行いましょう。
3.「ケノンの汎用性」のクチコミについて
>「あらゆる部位に効果がある」を信じてみたが、○○には効果がなかった
上のクチコミは、顔や腕、脚などのどこか特定の部分では効果があったが、それ以外のところで試したが、期待していた効果が得られなかったことを言っていると思われます。
結論から言うと、ケノンは、ほぼ全身の脱毛ができます。
ただケノンを使う場所によって、脱毛に必要な照射する回数が違います。毛が細かったり、薄い指や足の指毛などは、照射回数が少なくて脱毛ができます。逆に太ももやひざ下、VIOなどの太く、濃い毛に対しては照射回数が多くなります。
体の部位別のケノン照射回数目安
- 手や足の指の毛:6回(約3ヶ月)
- うなじ:6回(約3ヶ月)
- 顔の毛:照射回数8回(約4ヶ月)
- 胸の毛:8回(約4ヶ月)
- お腹の毛:8回(約4ヶ月)
- 背中の毛:8回(約4ヶ月)
- 太ももの毛:10回(約5ヶ月)
- ひざ下の毛:10回(約5ヶ月)
- 脇の毛:12回(約6ヶ月)
- VIO:14回(約7ヶ月)
※脱毛頻度は2週に1回、照射レベルは6でケノンを使用した場合
脱毛器ケノンのメリット
ケノンの特徴はメリットでも、デメリットもあります。またメリットやでもりっとには、こういう人には向いている、向いてない的なところを踏まえての内容になります。
1.費用面でお得に脱毛したい人
最初のケノンを購入するときは、それなりの価格が必要ですが、買った後はカートリッジを交換するだけで使えます。しかもカートリッジ1つは、全身脱毛で考えても約5年間使えます。またカートリッジ交換ができることを考えると、半永久的に使い続けられます。
脱毛サロンに12万円支払い、1年かけて12回の脱毛を行ったけど、その半年後、また○○から毛が生えてきた…などはよくある話しです。
コスト面を考えると、脱毛サロンに行く選択肢は微塵もありません。当然、家族や友達とシェアして使うこともできます。2人で買って使えば、費用は半分になりますからね。
※うちは夫婦で利用しています。
2.肌の強さで、照射の強さが調整できる
脱毛サロンやクリニックでは、思った以上の照射レベル強さだったため、それが原因で途中で辞めてしまう人もいるほどです。また肌の状態は、健康状態や季節によって変化します。
その変化のたび、都度施術スタッフに照射レベルの調整を頼むのは面倒だったりします。担当の施術スタッフの感じがよかったり、頼みやすい雰囲気だったりすれば、気にする必要はありませんが、いろいろなケースがありますからね。
自分の肌の強さによって、照射レベルを自分で自由に調整できるのは、大きなメリットではないでしょうか。
ちなみにケノンには3種類のショット方式と、10段階の照射レベル調整があり、それを掛け合わせると、なんと30段階の調整方法があるといっても過言ではありません。連射は、痛みが分散されるので、痛みに弱い人にはいいかもしれません。
3.全身脱毛ができる
「ケノンの悪いクチコミを検証する」のところで説明しましたが、ケノンは顔から足の先まで、全身に使うことができます。
4.照射面積がサロン並みに大きい
他社の家庭用脱毛器や脱毛サロンに行ったことがある方は、わかるかもしれませんが、ケノンの照射面積は大きいです。どれくらい大きいかというと、ケノンは家庭用脱毛器の中では、最大級の照射面積です。
だから、腕や脚、お腹周りなど面積の広い部分を脱毛するのにも楽ちんです。また照射コストも、他の脱毛器よりも安いと公式サイトに記載があり、全身脱毛をしても、ずっと使い続けても費用を気にしなくて大丈夫です。
5.脱毛サロンへ行く、アレコレが面倒
脱毛サロンに通うのは、正直面倒です。脱毛する場所や脱毛サロンにもよりますが、1年以上通わなくてはいけないケースが多々あります。また他にも以下のような人にも、家庭用脱毛器ケノンはオススメです。
- 脱毛サロンには仕事や家事、育児など時間がなくていけない
- 脱毛サロンに通うところを見られたくない
- 脱毛サロンの予約が取れないイライラからの解放
- 通える範囲に脱毛サロンがない
- 脱毛サロンで想定通りに脱毛ができず、追加費用が発生した
脱毛器ケノンのデメリット
1.自分で脱毛するのが面倒
ケノンだけではなくすべての家庭用脱毛器に当てはまることですは、脱毛を自分でするのが面倒な点は、否めません。脱毛サロンやクリニックで通い慣れてしまっている方たちには、ケノンを含む家庭用脱毛器の利用は少しハードルが高いことなのかもしれません。
施術に関していうと、お尻や背中など体の裏側の脱毛は、施術部分が見えなかったり、手の届く範囲でないため、自分でやることはできません。ケノンを使ってやるのであれば、必然的に誰かに手伝ってもらう必要があります。
また脱毛の施術の際に照射される光は、安全面的にほくろやシミにはあてない方がいいので、シールや布で覆ったりすることも自分で対応しなくてはいけません。
2.一回の施術(照射)では効果が小さい
ケノンの脱毛効果を実感するためには、一定期間(約2週間~)の間にケノンで脱毛をしなくてはいけません。そして脱毛効果を高めるには、それを継続する必要があります。
ケノンの脱毛効果は一回の施術では、効果がありません。人によっては部分的な効果を感じる人もいますが、上記の「定期的に照射しないと脱毛効果を得られない理由」でお話ししたように、フラッシュ脱毛では1回で100%の脱毛は望めないんです。
3.永久脱毛ができない
一般的にはクリニックでの医療脱毛は、永久脱毛だといわれていて、脱毛サロンでは永久脱毛ができないと言われています。その解釈からすると、ケノンは永久脱毛ができません。
ただ脱毛の歴史が浅いため、データサンプルが少なく、本当に医療脱毛と脱毛サロンの線引きが正しいかは断言することができないため、議論する余地があります。
フラッシュ脱毛器
フラッシュ脱毛器(家庭用脱毛器ケノンなど)の特徴は、広範囲に影響を与えることができますが、毛根の深部までの影響は弱めです。脱毛サロンで使われている脱毛器は、ケノンと同じフラッシュ脱毛が採用されています。
医療脱毛レーザー器
逆に医療脱毛レーザー器(KM新宿クリニック、リゼクリニック、湘南美容クリニックなどで取り扱い)は、フラッシュ脱毛よりも広範囲に影響は与えることはできないが、深部まで深く影響を与えられる特徴を持っています。
4.施術には保冷剤が必要
脱毛の施術前後には、保冷剤が必要です。
※下の「肌表面をしっかりと冷やす」の部分で詳しく説明しています。
脱毛器ケノンのスペックなどを改めて確認
照射レベル
照射レベルの強さは、1~10段階まであります。敏感肌や乾燥肌の人は、レベル1から始めて自分の肌に合った強さを探っていきましょう。ちなみに乾燥肌の人は、普通の人よりも痛みを強く感じるそうです。
連射機能
ケノンのショット方式には、3種類が備わっています。
- 1発 ※シングルショット
- 3連射
- 6連射
カートリッジ
カートリッジは、全部で5種類あります。用途や目的によって、使い分けすることで、快適に脱毛やスキンケアができます。
プレミアム | 脱毛(1個で全身の脱毛ができます) 照射サイズ:20mmx35mm=7.00㎠ |
---|---|
ラージ | 脱毛(脇・手足・Vラインなど小回りを利かせたい部位向け) 照射サイズ:20mm×35mm=7.00㎠ |
エクストララージ | 脱毛(お腹・胴回りなど広範囲向け) 照射サイズ:25mm×37mm=9.25㎠ |
ストロング | 脱毛(髭・剛毛向け) 照射サイズ:15mm×30mm=4.5㎠ |
美顔スキンケア | エステの光美容(フォトフェイシャル) 照射サイズ:15mm×30mm=4.5㎠ |
全て日本製
ケノンは開発から製造、検品、アフターサポートまで全て日本の工場で行われています。
※2019年2月現在
家電製品の中国製は、今や当たり前の時代です。そんな中で、製造から一貫して日本製を貫いているのは、すばらしいことです。ケノンの信頼と実績は、すべて日本製の部分が大きいのかもしれません。
メーカー保証/保証期間
- ケノン本体:1年間保証
- プレミアムカートリッジ:2年間保証
※保証期間は3年間保証に変更することもできます。
美顔器としても使える
ケノンは家庭用脱毛器として有名ですが、実は美顔器としても利用することができます。カートリッジを「脱毛カートリッジ」から「美容カートリッジ」に交換すれば、美顔器に変身です。
ケノンの美顔器は、シミやしわ、たるみや毛穴の開きなどに効果があります。
ケノンの効果を最大限に引き出す4つの方法
1.継続して脱毛する!
ケノンの効果を最も発揮させるには、説明書に書いてある通り、一定の間隔で継続して行うことが効果的です。
私は効果が出なかったと判断するには、最低3ヶ月はケノンを使ってみてください。
2.ムダ毛を処理する
ケノンをする前は、余分なムダ毛を処理して利用しましょう。毛が薄かったり、短かったりすると、そのままケノンを使ってしまうことがありますが、それはフラッシュ脱毛の効果を低くしてしまいます。
なぜならフラッシュ脱毛は、メラニン(黒い部分)に反応するので、毛の根元の黒い部分が見えている方が効果が出やすいためです。
3.照射の光を漏らさない
ケノンのフラッシュ脱毛はその名の通り、照射時に光が放出されます。その際、なるべくその光が漏れないように、ピッタリと脱毛したい箇所に密着させてください。そうすることで、照射の効果が高まります。
照射は、肌に強く押し付けるのではなく、肌にピッタリ密着させてください!
4.肌表面をしっかりと冷やす
脱毛サロンでは、脱毛する肌表面にジェルを塗ることで、患部を冷やしています。これには、2つの理由があります。
フラッシュ脱毛の照射熱から肌を守る
フラッシュ脱毛は、毛根を破壊するために光と同時に熱を照射します。施術前に患部を冷やすのは、その熱から肌を守るためです。
照射後は、肌にダメージが残るのでケアする
フラッシュ脱毛器の照射により毛根(肌)が、ダメージを受けます。冷やすことでそのダメージをケアすることができます。また十分に冷やさないと、痛みを強く感じます。
ケノンを利用して脱毛する際も同じです。せっかく脱毛しても、肌がダメージを受けてしまっては、元も子もありません。毛で覆われていた肌を美しく見せるためにも、施術前と施術後にしっかりと冷やしましょう。
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