パーマや髪染めは妊娠中NG。合成界面活性剤が胎児に影響
妊婦はファッションにも産休が必要!
仕事を産休で休むのと同じように
パーマをかけていたり、髪を染めている妊婦を普段よく見かけますよね?でもパーマや髪染め液には、妊婦に危ない合成界面活性剤が入っていることを知っていますか?
髪染め液やパーマ液の箱をコンビニやドラッグストアで一度手にとって見てください。注意書きには、妊娠中は出来るだけ使用を控えるようにとの文章が記載されています。これは商品を販売しているメーカーが、商品を発売する過程でのテスト結果で、妊娠中の女性に悪影響を与えてしまうことを懸念しているためです。
合成界面活性剤とは?
水の中に油をいれると、混ざらずにお互いがはじき合うことは知っていますか?これは水と油が、それぞれに分かれて集まろうとする 「界面張力」という働きによるものです。この界面張力の働きを失わさせて、本来混じり合うことがないものを混ぜる役割をするものが「界面活性剤」です。
界面活性剤は大きく分けると「石けん」と「合成界面活性剤」の2種類に分類することができます。石けんは、自然の生態系に組み込まれた自然を破壊しない安全なものです。しかし合成界面活性剤は、人口に作られたもので自然界に存在しません。そのため分解しにくく、自然界を汚染し生物の生体メカニズムを破壊してしまいます。
人間(妊婦)への影響は?
合成界面活性剤は、水で薄めても界面活性作用が働き続けます。体内に侵入するといつまでも分解されず、人間の細胞に対して界面活性作用の働きが始まります。皮膚細胞は、リン脂質という2層の脂の膜で覆われてできています。そこに合成界面活性剤が付着すると、脂を溶かし簡単に細胞膜を壊します。これが合成界面活性剤による皮膚障害です。
次に皮膚細胞が弱められたり、破壊されたりした部分から侵入した合成界面活性剤が、血液中に取り込まれ体内を循環し、腎臓病や血液疾患などを引き起こします。引き起こされた症状は当然赤ちゃんにも影響を与えるでしょう。
妊娠中は女性ホルモンバランスが崩れているため、影響を受ける可能性が高くなります。「妊娠がわかってから、赤ちゃんに母乳を与え終えるまでの間」はオシャレも産休しましょう。
なぜ危険なものが世の中に?
どうしてこんなに有害なものが、世の中に出回っているのでしょうか?それは、合成界面活性剤のコストが安く、大量生産に向いているからということと、国が安全性を一応認めているからです。しかし、100%安全でないものを、国が認めているのは不思議です。なぜでしょうか。
ここに書いてあることは本当?
インターネット検索で「合成界面洗剤」 と検索してみてください。検索すると、ねずみを使った実験や、毒性成分名などについて記載されています。実際に商品を手にとって、説明書や成分を見ると合成界面活性剤の恐さが実感できます。
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