妊娠中のインフルエンザ予防接種。受けるリスクと受けないリスク

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インフルエンザ予防接種妊娠中風邪を引いた場合でも、おなかの赤ちゃんは、羊水で守られているため、現状影響を与える可能性が低いとされています。

しかし、38度以上の熱は、羊水も温められて赤ちゃんにも影響が出るかもしれないと言われています。

発症率が1/5まで下がる

海外(バングラディッシュ)の臨床試験結果で、妊婦にインフルエンザの予防接種をすると母親だけでなく、新生児にも高い効果があることが発表されました。

発表によると臨床試験者約300人に インフルエンザのワクチン、肺炎球菌のワクチンを半々に接種。生後6ヶ月までの赤ちゃんの健康状態を追跡した結果、発症率が約20%まで下がったとのことです。

国(厚生省)の見解は?

日本の厚生省は「可能な限り危険性を排除するため、国内では勧めていない」としていますが、米国や世界保健機関は妊婦にインフルエンザのワクチン接種を勧めています。

厚生省の下記HPなどの文面を見ると、「まだ未知の部分があるので妊婦には100%推奨してはいないが、ワクチンの効果はある。そのためワクチンを接種したい妊婦には、優先的に受けさせている」みたいな微妙な言い回しです。

海外の事例では、妊娠されている方が新型インフルエンザにり患した場合に、重症化するリス クが高いという報告があり、WHO(世界保健機関)でも妊娠している方をワクチン接種の優先対象としていることなどから、日本でも妊娠されている方々を優先接種の対象としていますが、日 本ではそのような重症化の事例は現在報告されていません。

厚生省

参照:厚生省HP 妊娠・基礎疾患等をお持ちの方々へ

結局、予防接種はいいの?わるいの?

基本的には、担当の先生に相談して問題ななそうであれば、予防接種を受けて大丈夫です。ただ妊娠の可能性がある場合、以下ケースで注意が必要です。

妊娠初期

妊娠初期を含め悪影響は無いとされていますが、流産の可能性が高い妊娠初期には避ける傾向があるようです。

重い食べ物アレルギーがある

重篤な副作用を起こす可能性があります。妊娠しているつもりがなくて、実は妊娠していて副作用が出てしまうケースがあります。

なぜインフルエンザ予防接種を受ける?

予防接種の理由は、予防接種による副作用・副反応よりも病気になってしまう方が「重い」という判断によるものです。

また妊婦さんに限っては、インフルエンザに感染した場合、インフルエンザウイルス薬ははっきりと安全性が確認されていないので十分な考慮の上で投与することになっています。

こんなときはどうなる?

授乳中の予防接種

授乳中のインフルエンザ・ワクチンの接種に関しては、問題ありません。

今後の妊娠するかもしれない方の予防接種

これから妊娠を望んでいる方は、妊娠前に予防接種を済ませることが望ましいです。妊娠前に予防接種をしておけば、妊娠したときにインフルエンザ感染予防ができます。

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