常位胎盤早期剥離
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じょういたいばんそうきはくり
赤ちゃんが産まれてくるより先に、胎盤が剥がれてきてしまう病気です。妊娠後期の出血の約4分の1が常位胎盤早期剥離で、腹部に差し込むような痛みや圧迫感があります。
軽度な場合は安静にすることで、ほとんど進行も出血も止まります。しかし重度になると輸血や即座の分娩が必要になることもあります。
正常の出産中に突然おこることもあれば、まだ臨月にもなっていない時期に自宅で突然おこることもあります。胎盤が子宮から剥がれてくると、胎児への酸素と栄養の供給は突然ストップしてしまいます。
剥がれる面積が小さいうちは胎児は何とか生きていますが低酸素のため弱ってきます。広い範囲で剥がれると胎児死亡となります。
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