アボカドの栄養は世界で一番豊富!その6つの効能をご紹介
栄養豊富なアボカドは、逆に食べすぎ注意
アボカドは世界一栄養価の高い果物として、ギネスブックに認定されていることをご存知ですか。その上ダイエットも効果的で、「食べる美容液」とも言われています。
しかし、アボカドは栄養満点だけに食べずぎると、体に逆効果になってしまいます。
アボカドの栄養価を表す呼び名
栄養価の高いアボカドは「森のバター」や「バターフルーツ」と言われていることは有名な話です。日本での呼び名は今でこそアボカドと呼ばれていますが、昔の呼び名は、熟した皮がワニの背中に似ていることから鰐梨(ワニナシ)と呼ばれていました。
また古代アステカ時代の記録にも、アボカドが貴重な栄養源だったことがわかっています。なぜそれがわかったかというと、アボカドの語源がアステカ族の言葉で「生命の源」「生命の泉」「生命の果物」を意味する「アファカト」と呼ばれていたからです。
アボカドの6つの効能
1.血液サラサラ・体脂肪率減少
アボカドの脂質(オメガ9:オレイン酸やリノール酸、リノレン酸の良質な油)が不飽和脂肪酸で、血中の善玉コレステロールを増やして悪玉コレステロールを減らしてくれます。
善玉と悪玉コレステロールするn-9系の不飽和脂肪酸、血液をサラサラにするn-3系の不飽和脂肪酸を豊富に含んでいて、心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病の予防に効果があります。
2.優れた整腸作用(便秘改善)
アボガド1個で約ごぼう1本分にあたる食物繊維を含み、腸の働きを整えられ自然と便通がよくなります。
3.動脈効果・高血圧予防・老化防止・がん予防
ビタミンE・A、鉄、リンなどのミネラルも豊富に含まれているので高血圧や動脈硬化の予防になります。また抗酸化作用のルテインやゼアキサンチンが肌のシワや老化防止し、抗がん作用の強いファイト・ケミカルと呼ばれるルチンやカロチノイドががん予防になります。
4.肝臓を守る
肝臓で働く抗酸化物質のグルタチオンが豊富に含まれ、飲酒・喫煙等によるアルコールやニコチンなど有害物質の解毒作用を促進します。さらに肝臓を傷つける活性酸素を除去し、肝機能の低下を防止します。
5.細胞を育てる・守る
アボカドは細胞を育てるために必要な葉酸を含んでいます。葉酸は、妊娠中の女性には欠かせない栄養素です。アボカドから葉酸を摂取することで食物繊維、ビタミンK、ビタミンC、ビタミンB6、ミネラル、葉酸、カリウムなどの必要な栄養分を同時に補給できます。
6.美容効果(お肌ツルツル)
アボカドにはリノール酸、リノレン酸が含まれ、アボガド半個で1日の所要量を充分に摂取できます。またお肌を乾燥から守ってくれるセラミドを作り、お肌をツルツルにします。
さらにアボカドには、コエンザイムQ10も含まれています。コエンザイムQ10は体の酸化を防ぐ抗酸化作用があり、細胞のエネルギー産生を高め、活性酸素から体を守ってくれます。
アボカド1個(140グラム)あたりのビタミン・ミネラル
参照元:http://slism.jp/calorie/107006/
アボカドの食べすぎには要注意
栄養満点のアボカドとはいえ、脂肪分が全体の約20%になるため食べすぎには注意が必要です。またビタミンEは、1日に267mg以上摂取すると死亡する可能性が高まると言われています。(アメリカ:ジョンズホプキンズ大学)
そのためアボカドを食べる量は、1日1個にしましょう。今までアボカドを食べていなかった人は、この機会に栄養満点のアボカドを食べてみてはいかがでしょうか。
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