子どもはみんな問題児。好奇心が人を成長させる
キラリと光る個性はみんな違う
子育ては理想と現実にギャップがある
子育ての本などに書いてある通り育つ子はごくごく少数であり、私たち親が思う通りには子どもは中々育ってくれません(笑)。個人差は、私たちが考えている以上に大きいです。
うまく育てられないのは、あなたの子だけが問題児なのではなく、多かれ少なかれどの親も持っている共通の悩みです。もっと肩の力を落として、のんびり育児をしましょう。
個性とは個人差
昔の日本人は、周りの人と違うことが嫌いでしたが、今は時代も変わりそうではなくなってきました。すべてが平均値の子は、存在しません。平均を超えている、平均より足らないなどそれらが一人ひとりの個性です。
すぐに泣いてしまう子がいるとします。その子を泣き虫、意気地なしで情けないと見る人もいるかもしれません。しかし一方では、すぐ涙腺が緩む感受性が豊かな子だという人もいるはずです。
またうちの子供は探索活動を全くしないから、発育が遅れているのではないかと心配になる親がいるとします。
人間は「すぐ行動するタイプ」、「頭の中で考えて、頭を動かすタイプ」、「頭の中で考えてから、行動するタイプ」 など10人いれば、10通りの考え方があり、いろいろな人がいるから世の中はおもしろいんです。焦らずに、我が子の個性をゆっくり見つけてあげてください。
いたずらと好奇心が成長させる
赤ちゃんにとっていたずらと好奇心は、表裏一体のものです。1才を過ぎて、自由に行動できるようになった赤ちゃんは、大人が考えているよりハラハラ、ドキドキしているはずです。
赤ちゃんが物を投げたり、口に入れたりする行動は、いたずらに見えてしまいますが、赤ちゃんに言わせれば、すべてが好奇心のあらわれです。 何が大事で、何をしたらいけないか判断するのは難しいところですが、いたずらはできるだけ大目に見てあげてください。
親が障子を破った子どもに怒ったとします。一度怒ったにもかかわらず、すぐにまたやる子どもがいたとします。親に怒られて悪いとわかっているにもかかわらず、もう一度同じことをすることは良くないことかもしれません。
しかし、そうしてまでもやりたかったことなのだから、子どもの行動力の方が勝っていた、「将来頼もしい子どもだな」と、大目に見てあげてもいいかもしれません。
子どもの知的好奇心や探究心を満足させるには、家の中が一時的に多少汚くなるのは、辛抱してあげてもいいかもしれません。年をとっても輝いている人は、好奇心や探究心を失わない人で、それらの感情は人を活性化させる大切な役割をもっているのではないでしょうか。
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