歯医者が教える、歯磨きに関する歯科医業界4つ常識

歯のプロが教える理想的な歯磨き方法とは?

歯磨きする親子

歯磨きは、毎日の生活に欠かせない習慣の一つのです。毎日繰り返される歯磨きは、そのやり方によって歯の守られ方が、全く変わってくると有名歯科医が教えてくれました。

その理想的な歯磨きの方法をご紹介します。私の個人的な感想では、3つ目の「理想的なうがいの回数」がとても衝撃的でした。

理想の歯磨き方法

1.食後の歯磨きは30分後が理想

食後の歯磨きは、昔は食事後30分以内が良いといわれていましたが、近年の研究でそれは覆されました。

食事をした直後の歯磨きは、口の中が酸性になっています。口の中が酸性になっている状態で歯を磨いてしまうと、軟らかくなった歯の表面のエナメル質を削り落としてしまう可能性があります。

エナメル質が削れると、下にある象牙質が透けて見えた状態になり、歯が黄ばんでいるように見えてしまいます。

食後の酸性状態になった口の中では、唾液の力で酸性が中和されて、柔らかくなっているエナメル質を復活させるのに約30分の時間が必要なことがわかってきました。

昼休みなど時間が限られているときは、軽く口をすすぐ程度が良いかもしれません。

2.右利きの人は右から、左利きの人は左から磨く

歯は、磨きにくい場所から磨いた方が良いそうです。一般的に自分の利き手の方の歯を磨くのが苦手なようです。また歯磨きに限らず人間の行動は、「やりはじめ」の方が集中しているので、苦手な場所を最初に対応した方が効果的なのかもしれません。

3.理想的なうがいの回数は、歯磨き粉によって判断

「フッ素濃度の高い歯磨き粉をの場合は1、2回。それ以外の歯磨き粉は4、5回が理想的」だそうです。うがいをやりすぎてしまうと、せっかくの成分効果が低下してしまうとのことです。

私は、フッ素濃度の高い歯磨き粉を使っているので、少しうがいの回数が多かったようです。私と同じような人は、多いのではないでしょうか。次の歯磨きから、うがいの回数を減らしたいと思います。

4.歯を磨く回数は何回が良い?

1日に歯磨きする回数は、1~3回が一般的ですが、歯科医や歯科スタッフには「毎食後と寝る前にもう一度」の合計4回歯磨きをする人が多いそうです。その4回の歯磨きで一番大事なのは、寝る直前の歯磨きとのことです。

寝ている間は、唾液の分泌量が大きく減少します。唾液には殺菌作用があるため、唾液が減少すると口の中の細菌の数がどんどん増えてしまいます。だから、寝る前に少しでも細菌の数を減らすことが大切とのことです。

虫歯や歯周病になる原因

歯垢

歯垢は食べかすや歯の垢(あか)だと思っている人が多いですが、細菌の塊です。1mgの歯垢には約300種類、少なくとも数億から多いと10億個もの細菌が棲みついています。

歯垢の段階では歯磨きで取り除くことができますが、歯石に変化すると歯磨きでは取り除けなくなります。そしてそれが、歯周病の原因となっていきます。

歯石

歯石とは歯垢が硬くなったものです。歯についた歯垢は、たった2日間で歯石になります。歯と歯ぐきの境い目や歯と歯の間にできた歯石は、歯磨きだけでは取り除くことができません。虫歯の予防は、歯垢を作らないようにすることが大事です。

歯石を完全に取り除くには、歯医者に行って取り除いてもらう以外になりません。定期的に歯科検診に行き、そのタイミングで歯石を取り除いてもらいましょう。

健康な歯は元気の印

食べ物を食べてから、食べカスが歯垢に変わるまでにかかる時間は、最短で24時間かかると言われています。毎日正しい歯磨きができていれば、虫歯や歯周病になることはありません。

自分の歯が残っている年輩の方は、元気な方が多いです。歯は元気の見なものとと言っても過言ではありません。毎日丁寧な歯磨きを心がけたいですね。