試食するとそれを買わずにいられない!脳が欲しがってしまうメカニズム

試食や試飲は、無意識レベルで脳へ働きかける

スーパーの試食販売

スーパーなどでは買い物をしていると、試食や試飲がされていることがあります。ちょっと気になったりするものがあると、誘われるがまま食べてしまうことありませんか?

そして、買うつもりはなかったのに、そのままお買い上げ…。そんな経験は、きっと誰もがしているのではないでしょうか。

近年の研究では、試食や試飲はをすると「脳がそれを欲しがってしまう」ため、買ってしまう可能性が高くなることがわかりました。

「ん?、それってどういうこと」と思う方もいるかもしれません。

私たちとって脳は、「意思」や「判断」などをコントロールしている部分です。そこが試食すると、「買いなさい」と命令を出してしまうようです。

試食コーナーは売上増加させる

「イオン」や「セブン&アイ・HD」の大きめのスーパーでは、ほぼ必ず食品コーナーの一角で新商品を中心に試食コーナーが設けられています。

このスペースが設けられる理由は、POSデータ(売上データ)のマーケティング結果で、試食が食品の売上に良い影響を与えることが証明されているからです。

最近では試食コーナーを設けることで、コストコが売上を伸ばしていることが話題になりました。その戦略は、無料試食や試飲を行わさせることで、買わなければならないような気持ちにさせる状況を作り出す狙いがあります。

各スーパーでは、「どのジャンルの商品が試食や試飲向きか」、「どんなターゲットが狙いやすいか」などが繰り返しテストされいます。

無意識レベルで脳へ与える影響

デューク大学の行動経済科学者のダン・アリエリー氏は、無料の試食や試飲が無意識なレベルで脳に2つ影響を与えることを教えてくれています。

1.相互利益

誰かがあなたに、良かれと思って何かをしてくれたとします。この行動に対して、人の脳は、本能的に「何かお返しをしてあげなければいけない」という感情を抱かせます。

2.過去の経験の結び付け

脳は、試食で「肉」や「チョコレート」を食べたとき、過去に食べたことのある経験と結びつけようとします。過去の経験で感じた味が結び付けられると、そのときの味を正確に思い出し、脳はそのとき食べたものを要求するようになります。

衝動買い防ぐ方法

目的を持って貯金をしてる人、給料日前で生活が苦しい人、日々の食費に制限をかけている人など節約をしている人の理由は様々ですが、食費を節約するには、無料の試食や試飲をしないようにする以外方法は、残念ながらなさそうです。

あとは試食や試飲のない、小規模のスーパーで買い物をするのがいいかもしれません。

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