男の子は母親似、女の子は父親似。その根拠は何?

家族「 ○○くんは女の子だから、お父さん似だね 」なんて言葉をかけられた経験はありませんか?

また大人になって男の子は母親似、女の子は父親似にみたいな話を聞きませんでしたか?

科学的根拠は・・・

日本大学松戸歯学部教授は、 「父親似、母親似にかかわらず、両親に似ているかどうかの感覚は、主観がすべて」ということです。 すべての人が同じように感じることがない以上、科学的に証明するのは難しいそうです。

でもなぜ多くの人が、口をそろえて言っているのでしょうか。

なぜ多くの人が同じことをいう?

顔の変化は生活環境、生活習慣等の要因が影響し、変化していきます。例えば、両親の顔の形から本来は華奢(きゃしゃ)になるであろうはずのアゴも、硬いものばかりを食べていればしっかりとした形に変化します。

また同じ遺伝子で誕生した一卵性双生児も、住んでいる場所が違かったりすると生活習慣や趣好が変わりやすく、自然と双子の顔が違うように育ちます。

現在わかっていることは、顔には遺伝要素が強い部位が何ヶ所かあり、顔の輪郭などは遺伝を強く引き継ぎやすい部分の一つなことがわかっています。もともと骨格は遺伝の影響が大きく、年齢を重ねるにつれて、両親に似るということは考えられるかもしれません。

さらに小さいころに両親の行動を真似て、同じような行動を取っていれば、環境要因の影響を受けて似る可能性が高くなります。 ただ親との年齢差は埋まらないので、同年齢での骨格比較が難しく証明することはできません。

人間の顔は、何歳ぐらいまでに完成?

顔の骨格の成長は、身長と同じで男性ならおよそ18歳、女性なら15歳前後で止まります。その後は、年齢や環境の変化によって、変わっていきます。

年を重ねるごとに親に似る人は、親と同じ職業や趣味を持っている人が多い傾向があるようです。反対に親と似ない人は、親と違う職業や趣味を持つ人だと考えていいかもしれません。