子どもが筋トレをすると身長が伸びなくなる噂は嘘?本当?

子供の腕立て伏せ子どもは、筋肉トレーニングをすると背が伸びなくなるから、やらない方が良いと教わったことはありませんか?
※ちなみに私は、そう教えられて育ちました。

けれども、子どもの成長期の身長と筋力トレーニングは、本当に関係あるのでしょうか。

筋肉の発達が骨の成長を邪魔する!?

小学生のころは、筋肉トレーニングを行ってもほとんど筋肉量の増加はありません。トレーニングをして筋肉を少しつけたとしても、骨の成長しようとする力の方がはるかに強いため、筋肉と身長の伸びは関係ありません。

最近の研究では、筋肉トレーニングの理想的な開始時期は、ホルモンの分泌が盛んになる高校生前後から始めた方が効率的ということもわかってきました。「筋肉をつける=身長が止まる」と思っている人が多いようですが、本当は違います。実際の正しい解釈は、「身長が止った=筋肉がつきやすくなる」が正解です。

適度な運動で成長ホルモンを促す

人は、運動をするとお腹が空きますね。たくさん食べてお腹いっぱいになると、心地よい眠さを運んできてくれて熟睡することができます。また運動直後の成長ホルモンの分泌は、非常によくなります。さらには、運動をした日の夜の睡眠中も、成長ホルモンの分泌が良くなるということもわかってきています。

健康で運動ができる子を作る

  • 幼児期(5~8歳)には、多種多様な動きを含む遊びをたくさん経験させましょう。
  • 9~12歳は、スポーツに必要なスキルを獲得するための適切な時期にしましょう。
  • 13~16歳は、持久力トレーニングを主眼において有酸素運動を取り入れ、粘り強さをつけましょう。(この時期の筋肉トレーニングは、専門家の意見が二分化しています)。
  • 16歳以上の体は、「ホルモンによる骨格筋の発育」が起こるので、パワーや瞬発力をつけるための筋トレーニングや瞬発力系のトレーニングが効果的です。

結論

「子どもが筋力トレーニングをすると身長が伸びない」説は、統計的な裏付けはありません。
成長ホルモンの分泌を活発にさせて、身長を伸ばすためには、「よく遊んで、よく食べて、よく寝る」と昔から言われていることを実践すればOKということですね。