メリーとモビールを比較。赤ちゃんは不規則な動きが好き

赤ちゃんの想像力を膨らませるモビール

不規則な動きのモビール

赤ちゃんの最初のおもちゃ

生まれたばかりの赤ちゃんは、寝ているかおっぱいを吸っているかのどちらかの時間だけしかありません。生まれたての赤ちゃんは、おしゃぶりはもちろんのこと、ガラガラ等のおもちゃを使って遊ぶこともできません。

メリーやモビールであれば、自分で思うように動けずに、ただ上を見ているだけの赤ちゃんも楽しむ事ができます。

また、見るということは、焦点を合わせたり、動くものを追尾するといった、赤ちゃんの視覚の訓練にもなります。赤ちゃんが初めて使えるおもちゃは、メリーやモビールということを覚えておきましょう。

メリーとモビールの違い

モビールメリーとモビールは、どちらが赤ちゃんには良いのか考えたことってありますか?

メリーは電動で回って音楽が鳴るタイプのものがメジャーです。ゆっくりと音を出しながら回っているメリーを見ると、赤ちゃんはとても喜びます。

しかし、しばらくすると動きの単純なメリーを見て、飽きてしまう赤ちゃんが多いのではないのでしょうか?大人が見ていても動きがワンパターンのため、飽きてしまいやすいです。

そこで、おすすめしたいのがモビールです。モビールとは、紙やプラスチック等の軽い素材を、糸や棒で天秤のように吊るし、バランスを取ってふわふわと動く、インテリアや知育玩具に用いられるものです。

モビールは、デンマーク作られて普及しました。価格は2,000円ぐらいからあるので、おもちゃ屋さんで覗いてみてください。

モビールの不規則な不思議

モビールはは、部屋の空気の流れで動くので、次にどのような動きをするのかが予測できません。動きを予想したり、動きのパターンを推測したりすると、結構長い間退屈せずに眺めることができるのが不思議です。

またモビールの形が複雑だったり、ぶら下がっている素材の数が多いと、さらに長い時間見続けていることができます。またモビールは、先ほど説明したように部屋の中の微風によって動きます。

そのため少し窓を開けておけば、一日中ゆらゆら動いています。この一日中動いているというところが、とても大切なことなんです。

旧ソ連の学者が発見。動きがある中での生活の重要性

生まれたばかりの子猫と子犬を、二つのグループに分けて2週間生活させる実験でした。一つのグループには普通の育て方をして、もう一方のグループにはゆっくりと回転するターンテーブルの上で生活をさせました。

その結果、ターンテーブルの上で生活した子猫と子犬の脳の方が、普通の子猫と子犬の脳に比べて約25~35%ほど大きくなりました。この実験結果でわかったことは、生まれたばかりのまっさらな脳にも、刺激を与えないと成長しないということです。

回転するターンテーブルの上で生活するというわずかな刺激で、脳細胞が大きく成長します。猫・犬を人間と同じに考えることはできませんが、脳への刺激は成長に大きく関係があると考えてもいいかもしれません。