公立高校無償化。そのお金はどこから支払われる?

文部科学省公立高校を無償パンフレット2010年4月から、公立高校の授業料が無料になりました。一年間の授業料は、約12万円です。家庭には喜ばしい制度ですね。

しかし、その無料になったお金はどこから公立高校に支払われているのでしょうか?

国から高校へ支払われているお金はどこから?

公立高校へは年間11万8,800円を支払い、私立高校では、生徒1人当たり年額11万8,800円を上限に就学支援金が国から交付されて、実際の授業料との差額分を保護者から徴収する形になっています。

国から高校へ支払われている就学支援金の財源は、私たち国民の税金です。高校の授業料が無料になった代わりに、私たちが納める税金が高くなっていることを忘れてはいけません。

私立高校の授業料がアップ?

2010年4月の公立高校無償化制度が始まったと同時に39都道府県で、私立高校の授業料が値上げされていたことが文部科学省の調査でわかりました。
なぜ授業料が上がったのでしょうか?

ある私立高校(2011年3月)は、授業料減免制度のある特進コースなどに成績優秀者を集めていました。しかし高校無償化開始と同時に、授業料の減額をやめて値上げしました。国から交付される11万8,800円はあくまで上限で、実際の授業料がそれよりも安い場合、その分だけしか交付されないからです。上限いっぱいの支援金をもらうために私立高校は、安かった授業料を一斉に値上げしました。